堀木の日々 28 3月 2014 気になった印刷物をいくつか Belcoladeのカタログ 久しぶりに濃厚な印刷物をみた。先日行われたフェアトレードラベルジャパン主催のステークホルダー会合でのおみやげにいただいた紙袋の中に入っていた。ベルギーのチョコレートの卸をやっている企業らしい。深く濃くチョコレー… 続きを読む
堀木の日々 15 1月 2014 地下鉄ガイドブック4カ国語版 東京メトロ 地下鉄ガイドブック4カ国語版 数年前ソウルに行ったとき、地下鉄の乗りやすさ表示のわかりやすさに舌を巻いた。ソウルに比べて東京の地下鉄は密度的にも複雑きわまる。料金のシステムも難しい。乗り換えの煩雑さは、東京の地下鉄がおそらく世界… 続きを読む
堀木の日々 5 12月 2013 ストーリー テラーとしての ウイリアム モリス これは読まないとモリスフリークとしては恥ずかしいだろうと買い置いた本が、 意外なところから見つかった。首を突っ込んで元には戻れない小野不由美の十二国記に はまっているさなかに、モリスの著作がまとまって出てきたのである。 十二国記は無国籍であ… 続きを読む
堀木の日々 1 11月 2013 やさしさの暴走 本や雑誌の仕事に携わって長くなるが、なかなか思い通りになるというということはない。この仕事は、まさに思いがけなく天から降ってきたような話しで、編集者は出版社の社長であり、執筆者は女性だけのマーケティング会社の会長であり、話を聞いている内に、… 続きを読む
堀木の日々 11 10月 2013 曽野と森 メメント 森 達也 この本は、書名に表れた執筆者の遊び心につい手にとってしまったものだ。メメント モリ は中世の修道士が戒めとして自らを律するときにつぶやいたことばだ。「死をわすれるな」というのは、わたしたちの生には… 続きを読む
堀木の日々 7 10月 2013 トルコとイスラエルの雑誌 ●イスタンブールの空港で貰った観光、ショッピング マガジン イスタンブールは言わずと知れたムスリムの国だ。その中でもアジアとヨオロッパを繋ぐ、主要な空港であり、もはやヨオロッパになろうとしている意気込みが感じられる。Gate と… 続きを読む
堀木の日々 19 9月 2013 Goudy著「Typologia」を見て Frederic W. GoudyはWilliam Morrisの影響をたっぷり受けて、ローマン体の中のローマン体であるヴェネチアンを徹底的に勉強した人のように見受けられる。 Goudy Old StyleやGoudy Cata… 続きを読む
堀木の日々 11 9月 2013 サナトロジー(死生学)の学び 例年ボランティアの仲間と集まって富士山の森で遊んでから、サナトロジーのお勉強会を開催している。ことしもその資料を作ったのだが、資料の中にトランスパーソナル心理学から見た自己探求・自己成長の三段階というのがあった。簡単に紹介したい。 ●プレパ… 続きを読む
堀木の日々 2 9月 2013 昌徳宮(チャンドックン)日本語パンフレット ソウルの王城、昌徳宮(チャンドックン)を訪ねた。猛暑の中お上りさんが 各地からやってくるのはいずこも同じ。韓流歴史ドラマでおなじみの王宮だ。元々は離宮だったそうだが、歴代の王に愛されて本来の王宮である景福宮より、実質的な王の居城として長く使… 続きを読む
堀木の日々 27 8月 2013 ロハス・メディカル 検査入院で久しぶりに大きな病院に、数日入院した。持っていった文庫本はすぐ読みつくし、病院の図書を漁ることになった。これは、病院の待合のラックにおいてあったフリーマガジンである。 タイトルの丸ゴシはふところの広い新ゴ系のものではなく、古風な… 続きを読む