トルコとイスラエルの雑誌

●イスタンブールの空港で貰った観光、ショッピング  マガジン

イスタンブールは言わずと知れたムスリムの国だ。その中でもアジアとヨオロッパを繋ぐ、主要な空港であり、もはやヨオロッパになろうとしている意気込みが感じられる。Gate と題された雑誌は、全てアラビックではなく、ローマンフォントでできている。しかしよく見ると、ローマンフォントを巧みに用いたトルコ語なのである。英語と併記してあるので一瞬わからないが、トルコ語をローマンフォントで組んでいるのである。各国のマガジンが研究され、国籍はすでにわからないほど
洗練されている。見出しの文字のウエイトが細身なのも世界的な傾向のようだ。でもイスタンブールの魅力は、迷路のような市場と厚みのある歴史だ。今度はイスタンブールに行こう。



●エルサレムのダンホテルのホテル内マガジンである
Magazine The Dan  黒表紙にニス引きでゴージャスなつくりである。面白いのは表紙と裏表紙が同じで通常の左開きは英語バージョン、右開きは漢字のの縦組みと同じ流れのユダヤの文字だ。アラビックもそうだが、右から左に文字が流れる。そういう訳で、両面が表表紙なのである。トルコと違って、ユダヤ人はプライドが高い。英語と併記する場合は真っ向流れがことなるのだが、全然気にする風もなくデザインされている。ホテルの女性スタッフの愛想のないことおびただしいが、彼女らも軍隊で厳しく男性兵士と同じ訓練を受けてきた証かも知れない。デザインクオリティーは全く欧米先進国なみだ。ホテルの浴室に置かれた石けんが素晴らしくよい香りもその現れだ。また野菜がこんなにうまい国はないだろう。

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