自分の考えを「5分でまとめ」「3分で伝える」技術

中経の文庫
(株式会社中経出版発行)
和田秀樹 著
「5分でまとめ」て「3分で伝える」と聞くとなんだかまどろっこしいな…と思われるかもしれません。でも、話の内容をまとめ(要約し)て伝えることが苦手な人は、まずはここから始めてみましょう…とこの本では言っています。
それができるようになればあとは慣れの問題。意識を継続していくことで、まとめる時間も伝える時間もどんどん短縮されていくそうです。
冒頭の導入に
話の「うまい人」、「うまくない人」
理解力・読解力の「ある人」、「ない人」
情報をきちんと「伝えられる人」、「伝えられない人」
その違いのポイントは情報や自分の考えを「まとめる力」
の有無にあるのではないか…
とあります。
そして著者はこう言います。
「まとめる力」と「伝える力」は誰にでも獲得できる技術であり、その訓練方法があるのです。と…
なぜ、そうなるのか、なにが問題なのか、そしてそのトレーニング方法は?
それがこの本には書いてあります。
カバー袖にこうあります。
交渉、説得、スピーチ、会話のすべてに強くなる!
考えを「言葉にまとめる能力」が身に付けば、
コミュニケーションは飛躍的にうまくいくのです。
「言葉にまとめる能力」これがあればもっとうまく文章も書けるし、人に自分の思いを伝えることができ、人の話も良く理解できるらしいので、その秘密を知りたくて読みました。なるほど!と思えることが多く、とても参考になりました。
「普段の会話、会議、交渉ごとなどが苦手」
「文章を簡潔に分かりやすく書くことが苦手」
などと感じている人には、おすすめの一冊。
表紙イラストは寄藤文平氏…
「うちの本棚この人のイラストが描かれている本多くない?」と
妻に言われました。
はい、多いです。
つい手にとってしまう癖がついてしまってますね。
ブックデザイン・イラスト制作はデザインコンビビア
文:飛鳥井 羊右

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