堀木の日々 27 9月 2010 Honda Magazine わが家に送られてくるPR誌のひとつである。 ナチュラルで美しくのんびりしてくつろげる雑誌というものではない。 この雑誌はもちろんPR誌なのであるが、「ないものを作れ」がテーマになっている。 本田の創業者、本田宗一郎の車作りの信… 続きを読む
堀木の日々 18 8月 2010 白川義員 世界百名山 登山が趣味という人間ではない 中学生の時林間学校で霧ヶ峰に連れて行かれたときも ひたすら山道を歩かされ地面ばかり眺めて この苦行はいつ終わるのかとばかり考えていたことがあった あれから幾星霜、里山や森にでかけるのは大好きになった 尾瀬や上高… 続きを読む
堀木の日々 17 8月 2010 「生きテク」サイト 12年間続いている30000人越えの自殺者減に挑戦 1998年から2010年までわが国では自殺者が3万人を越え続けている。 一般労働に派遣が認められてから、何が起こったかというと 労働者というより勤め人が正社員と派遣さらにパートやバイトに分けられて 格差社会に拍車がかかっている… 続きを読む
堀木の日々 8 3月 2010 岩波書店の新約聖書 岩波書店といえば日本の出版界でも良質の図書を出し続けている出版社である。 岩波文庫や岩波新書、ブックレットなどどこかでお世話になった方も多いに違いない。その岩波のシンボルマークは種まく人である。あまり気付かないがこれはキリスト教的モチーフで… 続きを読む
堀木の日々 5 2月 2010 野島康三の写真 写真の魅力は様々だが、これほどわかりやすく暖かみのあるものは少ない。絵画に比べて写真はクールでつきはなしたところが少なからずあるが、野島の写真はもはや絵画であり、木炭デッサンである。120年前に孤立無援状態でARTを志向した野島の目はどこま… 続きを読む
堀木の日々 28 12月 2009 ブルーノ・タウト「熱海の家」 岩波新書「日本美の再発見」を読んだのはもう30年も昔のことである。その頃デザインの勉強会で建築家のライトのことなど学んでいた僕は、IDの仕事をしていたM氏に多分勧められたのだと思う。著者のブルーノ・タウトはドイツでは表現主義の建築家として名… 続きを読む
堀木の日々 2 12月 2009 日本グラフィックデザイン協会アンケート集 こりゃなんじゃと思ってあけてみたら なんと日本グラフィックデザイン協会のメンバーによる アンケートのお答えを綴じた本なのだ メンバーのかなりの方が手書き文字で書いた物が見えるのが おもしろい 時代に対してどう取り組むか ひとり一人の答えが … 続きを読む
堀木の日々 30 11月 2009 第2回コイズミ国際学生照明デザインコンペ 報告集 知人から学生の照明デザインのコンペの審査に参加して といわれて覗いてみた。インターネットで作品をみて投票するというものだ。 結果がでて送られてきたのがこの報告集だ。 表紙は松永真のデザインで透明な空気感が現代を感じさせる。 本文は9Qとか… 続きを読む
堀木の日々 4 9月 2009 manifestoのデザイン 自民党と民主党のマニフェストをもらった。 自民党のマニフェストはシンプルで絵本のようだ。 タイポグラフィーとサイン、シンボルの展開で 色も見開き毎のテーマカラーといった案配であり デザイナー好みこの上ない。 一方民主党のマニフェストは 太い… 続きを読む
堀木の日々 7 7月 2009 すべては「単純に」でうまくいく すべては「単純に」でうまくいく ローター・J・ザイバート他 著 飛鳥新社 「人生に意味を」と言ったのはサンテックスだけれど、「人生を単純に」と言ったこの本の著者もすごい。気がついたら人生のまっただ中で、ジタバタしているけれど、自… 続きを読む