「生きテク」サイト 12年間続いている30000人越えの自殺者減に挑戦
2010年8月17日
2020年7月14日
1998年から2010年までわが国では自殺者が3万人を越え続けている。
一般労働に派遣が認められてから、何が起こったかというと
労働者というより勤め人が正社員と派遣さらにパートやバイトに分けられて
格差社会に拍車がかかっている 仕事をする人の状況にあわせて
パートやバイト正社員や派遣が働き方の多様性を生んで伸びやかな
生き方をサポートするのと全く逆の 格差を助長し
人間のあらゆるセイフティーネットを寸断して一度落ちたら
はい上がれないような すさまじい世界になっている
各世代毎に生き抜いてきた環境も経験も異なっているので
人間関係の構築や人間関係の価値観もおそろしいまで多様である
これだけ技術が進んでいながら他者と関われない煩わしいという
社会を作ってしまって おそらく孤立感を感じている人がかなり多いと思う
人生に息苦しさを感じたとき リセットしたくなってしまったとき
自殺者が多いというのは砂漠でオアシスにたどり着けない人が多いと言うことだ
だからインフラを整備して砂漠でも水道の蛇口をひねればどこでも
水が飲める状況にしたいというのが 「生きテク」サイトである
オキタ リュウイチガ立ち上げたこのサイトのすごさは
ひとつひとつの事例がほとんど自殺未遂者からの取材でできていると言うことだ
問題解決をした人の事例と苦しんだ人の事例が8パターン×8パターン
64通りの解決の糸口を用意したというどこまでも極めて論理的な
社会企業家的爽快なチャレンジである
堀木一男