一作日、私が通う教会で３年ぶりに婦人会の
講演会がありました。
「住み開き」というテーマで、一級建築士で
WHAISメンバーの及川敦子さんのお話を
みんなで聞きました。

及川さんは教会員ではないけれど
ある年のイブ礼拝に誘ってみたのがきっかけで
私たちの教会と繋がりました。

この頃は、イブ礼拝の後、有志のみんなと
教会員のお宅にキャロリングに出かけていたので
せっかくだからと、こちらにも誘ってみたのです。
及川さんが、実は「歌うのが好き」と知ったのも
この日が初めてでした。

あれから数年が過ぎ、コロナがいつ収束するとも
分からない日々が続いていますが
礼拝は休むことなく守ることが出来ています。

歌うことが好きな及川さんも、今ではすっかり
聖歌隊のメンバーと仲良くなり、礼拝後の
讃美歌練習も楽しそうに参加、時にはランチも！

今回の講演会は、5月に行ったWHAISの
プロジェクト、KURUP LABOのセミナーに
聖歌隊のメンバーが、聞きに来てくださったことが
ご縁で実現したものでした。

このときは小田急線の祖師ヶ谷大蔵から
徒歩7分のところにある「笑恵館」で
オーナーの田名夢子さんに、及川さんが
インタビューするというかたちでのセミナーでした。
田名さんは「わが家を他人と作る『みんなの家』に」
ということを実践されている方です。

日本キリスト教団出版局発行の『こころの友』
2023年1月号の一面に掲載されていた
田名さんの記事を読んだ及川さんが
「この方とお会いして、ぜひお話を聞いてみたい」
と思ったことが、セミナーのきっかけとなりました。

今回の教会での講演会は「笑恵館」での
セミナー+アルファの内容となりました。

事前申し込みではありませんでしたが
33名の方が出席してくださいました。
そして皆さんとっても熱心にお話を
聞いてくださっていました。

「住まい方を通して地域の人たちと暮らす。
ご紹介頂いた笑恵館の田名夢子さんの
「住み開き」はハードルは高いけれど
〈人は人との繋がりの中で生きていくことが
大切だ〉〈安全のためのセキュリティは閉じこもる
閉鎖的なことでなく人との繋がり、交わりによって
つくられていくのだ〉という気付きを頂いた思いです」
という感想もいただきました。

温かい感想をありがとうございます！

この日のために及川さんとは何度も会って
プロットを見せてもらったり、削ったり入れ替えたり
Zoomでの通しリハーサルは前日まであったけれど
当日が一番の出来でしたね！

私は司会と叱咤激励しか？出来ませんでしたが
充実した時間を一緒に過ごさせてもらいました。

また機会があったらぜひやりましょう。
お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

文・沢田寛子