山田の土いじり:10月中旬
2回目の種まき。
更に50株ずつ。
2回目としては25株ずつくらいで良いかと思ったのだが
父曰く、結構食べちゃうよ。
そうかな?と思ったけど、よくよく聞くと
撒いた種が一斉に成長するわけでは無く個体差があって
食べられる株から食べるわけで、
ある程度撒かないと、まともな収穫にならない
結果、50株撒いても食べられる分からしか食べられないので
25株とか中途半端に撒いても1回の収穫での量を考えると少ない可能性がある。
なるほど。
これは「食べる」話だが
つまり、農家は収入を得るために作り過ぎなくてはいけないのか。
収穫が多すぎると値が下がるのだが、そうは言っても
まとまった数を出荷しないといけないし。
的確に収穫量とかコントロールできるものなのかな?
やはり、多めに作っておかなくては、となるのかも。
う~む。
と言うわけで、1回目と同じだけ植えることになった。
2回目と言うこともあり、
自分、種まきが上手になっている。
硬くなった土をスコップで返し、
水菜の種を丁寧に5~8粒だけ撒く。
なにしろ、先週撒いた分の芽の密集具合を見たら
ダメな感じが結構する。
間引かないで済むならその方が良い、と父。
天候が不順で芽が出ない、あるいは虫に食べられてしまうなど
ダメな分まで想定して少し多めに撒くことにはなるのだが。
順調に芽が出てしまったら、それはそれで栄養をうばいあってしまうので
しっかり育てるために間引かざるをえない。
しかし、種はかなり貴重なものだ。無駄にはしたくない。
前回より丁寧に撒こう。
続けて赤丸はつかの種を撒く。
こちらはタネが大きく撒きやすい。
とはいえ先週撒いた種の芽が出たのを見て反省。
今回は種同士がくっつき過ぎないように注意した。
全て撒き終えたので、
網をはることにする。
先週貼った白い網を外して
おろしたての網を張る。
新品だ。綺麗。
白い網は幅がギリギリ過ぎて隙間があったようで
端っこの芽の双葉には小さな穴がある。虫が食べた跡。
葉がなくなって茎だけにされた芽もある。これは枯れる。
放っておけば、あっという間に食べられてしまう。
新しい網は横幅もあり、網の端に土をかぶせて、小虫一匹入れないようにする。
ちなみに、種はまだある。
ふた川向こうのトマトが終わるらしく
次はあそこに撒くところを作るって。
父。種、全部植えるのか。
文責:やまだ