「北大」も、でっかいど〜

北海道大学、いわゆる「北大」は
前を通り過ぎたことがありましたが
今回の旅行で、初めて南門から中に入ってみました。

「広い!」
門から入って、すぐにその構内の広さは
実感(体感!)できました。

市電が走る札幌の街中でも、その道路の広さや
空の高さは十分感じられましたが
北大の中はさらに広く感じられ、緑がとっても豊かで
とても大学の中にいる、という感じではありません。

自転車で通り過ぎていく学生、
並んでランニングしている学生、生協の前で
ソフトクリームを食べながら楽しそうにおしゃべりを
している学生を見ていたら、こちらもつい笑顔に。
自分も彼らと同じ仲間になったかのような…。

現北海道大学にあたる札幌農学校の
初代教頭であった米国人クラーク博士の
“Boys be ambitious”
(ボーイズ・ビー・アンビシャス)は、日本語で
「少年よ、大志を抱け」という意味で
日本を去る時に、教え子たちに贈った言葉として
有名ですが、こういうところで真摯に、学業にも
取り組んで学生時代を過ごせたら、気持ちも、
志も大きくなりそうです。

WHAISで一緒に活動している及川さんが
この北大の工学部出身なので
メッセンジャーで写真を送ったら

「クラーク先生!!
いいところです
草の上で昼寝し放題
わたくしの在学中はあちらこちらで
ジンギスカンやってる学生いました
芝生痛むし池に飛び込むし(!)観光地として
ふさわしくないということで、
今は禁止になってるみたいです〜
なつかしくもさわやかなほっかいどーの空気を
ありがとうございます」

と楽しい返信をいただきました。

誰かに「会い」に旅に出かけるのはとっても楽しい。
でも旅に出かけて、誰かを「思い出す」のも
とても嬉しいことだな、と今回感じました。

文・沢田寛子

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