取材同行

折しも台風8号が静岡の沖に迫り、明日には関東に上陸するだろうという8月12日、13日。

一般財団法人 日本聖書協会で発行している『SOWER』の50号は記念号として、ちょっといつもと違う特集や記事が並びます。
その中の記事の取材に、『SOWER』のデザインをさせていただいている沢田と山田が同行させていただきました。

行きのお昼

毎号素敵な写真とエッセイを寄せていただいている写真家の横山匡さんのアトリエ兼お住まいにインタビューをしにいきました。
場所は千葉の南房総。
実は横山さん、宿泊施設の管理人もされているとのこと。以前、柳澤さんと沢田はプライベートで遊びに行ったことがあり、今回は2度目の来訪でした。
その時の話で「横山さんのところで食べたカツオのたたきがほんとに美味しい!」と聞いていたことを記憶しています。
今回は、そこに一泊しての取材となりました。

池袋で沢田と合流し、迎えに来てくれた編集部の柳澤さんの運転で、アクアラインを渡り千葉の南房総へ。
海岸線の端に立つ、元々民宿だったという二階建て木造の建物に到着。

年季入った建物で良い感じ

横山さんが出迎えてくれました。
取材、なのですが、訪れた自分たちがお客でもあるので、部屋の割り振りやトイレ、お風呂の説明、リネンの受け渡しと退出時のいくつかの注意など、普通に民宿のおじさんの対応。不思議な感じです。

オーシャンビュー最高

今は、民宿改め、昨今注目されている多拠点生活プラットフォームサービス「ADDress」の1号宿泊施設にして、横山さんも1号家守(やもり)さんという肩書に。
(ADDressについての取材じゃ無いです)

宿泊施設の仕事がひと段落し、今度は写真家としてダイニングにやってきた横山さん。
柳澤さんもレコーダーを2つ用意し、スマホにインタビューのメモを開いて準備完了。
横山さんも事前にご自身の経歴などをプリントして用意していました。
山田もお手伝いとして、素人趣味のカメラを構えてインタビュー中の横山さんを撮らせていただきます。

取材。白い翁が横山さん

2時間くらい。
波の音と、時折聞こえるトンビの鳴き声をBGMに横山さんのお話が続きます。
ところどころ質問を挟みながらのインタビューでした。
生まれ、育ち、戦争、写真との出会い、キリスト教との出会い、奥さんとの出会い、子育て、学び、気づき、ガムシャラだったバブル期を抜け、思うこと、考えたこと、そして今を。一通り語り終え、外野である沢田と山田が聞きたいことなどちょいちょい。
無事、取材を終えることができました。

台割では、1ページの記事だったかと思うのですが、横山さんの人生が収まるのかどうか。
どんな切り口でまとめられるのか、記事が楽しみです。

山田はというと横山さんの写真、たくさん撮りました。
先日別件で立ち会った、プロのカメラマンの撮影を意識してチャレンジしてみたのですが、実際は、数撃ちゃ「かする」くらいはするだろう作戦。
良し悪しに目をつむれば、一応撮れてました。
保険のためにレイアウトで写真を小さくしようかな。

薬味と秘密の調合タレが肝

夕飯は噂のカツオのたたきに感動し、シャワー後に爆睡。
早朝、日の出が撮れたらと早起きしたのですが、いまいちで残念。
帰りは、横山さんに南房総を案内いただける予定でしたが、台風の手が届いてしまい土砂降り断念。
横山さんは自宅へ、我々はそのまま海蛍方面。

グイグイ雲が流れる。日の出は…

アクアラインも通行止めになることなく渡りきり、無事池袋にて解散。お疲れ様でした。

取材した記事は10月中旬に発行される冊子
一般財団法人 日本聖書協会『SOWER』50号に掲載されます。お楽しみに。

文責:山田

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