SKETCHTRAVEL

ジェラルド・ゲルレ(フランス人アニメーター)と

堤大介(ピクサースタッフ)の、ふとした
思い付きから始まった壮大な企画。
「スケッチブックに旅をさせる」は、
5年の月日を経て完結を迎える。
5年の間にスケッチブックはどこを旅し、誰に渡ったのか。
それは、この本を見れば一目瞭然だ。
世界中での最前線、最高峰で活躍される
アニメーションクリエイター、漫画家、
イラストレーター、絵本作家の手を渡り、
素晴らしいビジュアルでつないで行ったのだ。



それはもう。
錚々たる顔ぶれである。
スケッチブックを埋め尽くす絵も、恐ろしい。
表現する言葉が無い。
少なくとも、
こうした企画モノの画集の至る質ではない。
英語版がずっと書店に有って、
日本語版も出ると知りながら待てずに購入。
勿論日本語版もゲット。
出来れば原本も手に入れたいくらいだ(不可能です)
この世界で1冊しかないオリジナルのスケッチブックは
オークションを経て、ルーム・トゥ・リードという
チャリティー団体へ寄付されたそうだが、
その内容をこうして見られるだけでも
十分ありがたい。
ちなみに5カ国に一つずつ、5つの図書館と、
各国それぞれのオリジナルの本が制作されるだけの
落札価格だったそうです。
ちなみに複製原画による展覧会ですが、
「スケッチトラベル展」
2013年3月7日(木)~6月2日(日)
京都国際マンガミュージアムが公開中。
http://www.kyotomm.jp/event/exh/sketchtravel.php
そうだ
京都
行きてー。

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