一味の仲間になってきた!!!!

行ってきました、ワンピース展!!!!

 

 

 

 

 

いつかこの場でワンピースについて紹介したいと思っていました。

そしてついにその時が来ました。

 

あまりマンガやゲームの事ばかり語ってもと思っていたのですが

今回の展示の事や15周年という事もあり、丁度良い機会と思いましたので

ご紹介させていただきます。

 

もの凄く売れまくっているマンガなので

多くの方が既に知っているかと思いますが

ONE-PIECE(ワンピース)」は

週刊少年ジャンプで連載されている、海賊が主人公の冒険マンガです。

ゴムゴムの実を食べて手足がゴムのように伸びるようになった主人公ルフィが

「ワンピース」という財宝を目指して仲間たちと冒険します。

 

連載が始まってから15年。

当時中学生だった僕は夢中になって読んでいました(もちろん今でも読んでます)。

 

 

 

▲コミックス61巻から、第二部というわけではありませんが、新展開を迎えました。

 主人公が再び冒険に出るこの巻では、あえて第1巻と同じ構図で描かれています。

 

 

 

さて、前置きはこのくらいで

今回のワンピース展についての話を少し。

 

今まで、漫画家の展示やイラストレーターの展示はありましたが

一つのマンガタイトルのみでの展示は、希なケースだと思います。

そして、今回の展示はマンガの作者である尾田栄一郎さん自らが監修をされています。

 

行ってみて思ったことは「力の入れ方がハンパない」という事でした。

ただ展示してあるだけでなく、色んな仕掛けや遊び心が至る所に散りばめられており

「観る」というよりも、マンガの世界観を「体感する」ような展示でした。

今回の展示にあたり、尾田栄一郎さんは「シェア」という言葉を展示のキーワードにしたそうです。

・一つのマンガをみんなでシェアする

・尾田栄一郎さんの世界観を、尾田さんと読者でシェアする

の二つのシェア。

 

この、みんなでシェアというのは

例えば展示中に人の列が出来てしまうと、後ろの方の人は見えない。

前の方に大人が立つと、子供は何も見えない。

そんな事を避けるために、部屋の色んな高さに展示物を置き、

列を作らないで、部屋のどこにいても展示を楽しむことが出来たり、

原画をいっぱい展示して大人が楽しめるスペース、

等身大フィギュアや仕掛けを使い、子供が楽しめるスペースなど

様々なアプローチで展示スペースを分け、なるべく多くの人が同時に楽しめるようになっていたり

マンガのコマがもの凄く大きく引き延ばされていて、それを部屋中に展示することで

まるで自分たちがマンガの中にいるような感覚になったり。

誰が行っても楽しめるような工夫が満載でした。

 

また展示の順番も、物語の進行と連動させているので

一度展示を見るとコミック7冊分くらいを一気に読んだような感覚になります。

 

そして、その数ある展示スペースの中でも特に感動したのが「映像」

コミックのイラストをデジタル上で切り貼りして音楽と一緒に映像にしているのですが

これが想像よりも遥かに感動的でした。

原画をパソコン上に取り込み、人物の各パーツ、背景、文字などを丁寧に切り抜き

再構成して、部分的に少しずつ動かしていくような作業だと思いますが

その動きがとっても丁寧な作りになっていて、本当に感動しました。

映像の内容も「冒険」「仲間」とそれぞれのテーマに沿った映像作品があり

特に「仲間」の方の映像は視界を涙でにじませ方も多かったのではないでしょうか。

 

展示の最後の方のエリアでは

壁面に今までのカラーイラストが一挙に展示されていて、

部屋の中央には、作者の尾田栄一郎さんの仕事場が再現されていました。

再現されてた仕事場の机の上には、いつも使っているであろう画材やネタ帳、

描きかけのイラストなどが置かれていました。

 

同じ部屋の一番奥の壁には

スクリーンで、尾田さんがイラストを描いている手元を撮影されたものが

映像として流れていました。しかも本人の解説付きです。

どんなことを考えながら絵を描くのか、構図を決めるのか、色を選ぶのか

キャラクターを描く上で注意している点、仕草や表情への気配りなど

 

なるほど、これが尾田さんと読者間でのシェアに繋がるのですね。

 

 

全ての展示を見終えると、スタッフから来場者特典が手渡されます。

中身は「ビブルカード」

原作ではキーになるアイテムの一つを、今回の展示用に制作したもの。

 

▼絵柄は主人公のルフィが出ました。

 

 

 

ただ作品を観るだけの展示ではなく、

作品の中に入り込んだような気分になれる展示で

とても有意義な一時を過ごさせてもらいました。

 

 

 

 

 

▲目録、パンフ、フライヤ、CD、クリアファイル、ビブルカード、袋

 

 

 

 

▲おまけ 読者を驚かせたり喜ばせたりするのが大好きな尾田さんらしいイラストやグッズ。

 (写真下の海賊船は、今回の展示のグッズではありません)

 

 

 

 

 

 

 

文:大友

 

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