言葉の力

3.11の震災から1年が経とうとしています。

解決出来ていないことは山積みのまま。

この1年で、何が進展したのだろうかと考えてしまいます。

 

テレビのニュースでも取り上げられる頻度が徐々に減っていき

被災地から離れる程、だんだんと忘れていく方も多いかも知れません。

 

震災の直後は、震災、原発関連の本が数多く出版され、

書店でも特設コーナーをよく見かけました。

数ある中、僕が購入したのはこの2冊。

 

体験した人たちの記録の本と、それを応援する人たちの祈りの本です。

 

 

 

PRAY FOR JAPAN」は震災の12分後に立ち上げられWEBサイトです。

世界中から沢山のメッセージが寄せられ、沢山の人がそれを見て感動しました。

そして翌月には書籍として出版されました。

 

今読み返しても、熱いメッセージがいっぱいです。

世界中の力強い祈りの言葉がぎっしり詰まっています。

言葉は本当に強い力を持っているんだと改めて思い知らされます。

 

 

「震災で本当にあった泣ける話」には

震災の日を戦った人たちの記録が記されています。

タイトルは「いかにも」な印象を受けてしまいますが

震災の日に何が起こったのか、何を思い、感じたか。

色んな方々の実体験が詰まっています。

 

 

震災から1年。

今も苦しみ続けている方が沢山いること。

今も戦っている方が沢山いると言うこと。

まだまだ物資は足りていないということ。

忘れてはいけないことは沢山あります。

 

あるマンガにこんな台詞が出てきます。

 

「かわりになることが出来ないなら、せめて勇気づけよう」

 

 

被害に遭われた方の代わりになることは出ないかも知れません。

出来ることは極めて少ないかも知れません。

それでも、何が出来るのか「考え続ける」ことが大切なんだと

再認識しました。

 

 

※書籍「PRAY FOR JAPAN」は、2012227日よりiPhoneiPadAndroidアプリとして電子書籍でも配信開始したそうです。

 

 

 

文:大友

 

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