「pepita」 井上雄彦 meets ガウディ

僕の大好きな漫画家、井上雄彦氏がガウディの建築を訪ねてスペインへ行き、ガウディ本人の事を現地の職人や研究家にインタビューしたり、スケッチしてまわるという企画本です。(DVDつき)

ガウディの建築というのは形が独特ですごいなぁという程度の認識と、植物などの自然の形からヒントを得て建物の構造を作っているというくらいしか知りませんでした。

ガウディがどんな人でどんな人生を送り、どのような意図でそれらの建築を行い残したのかそのことを少し知る事ができる本です。しかも、井上氏の絵を沢山見る事もできるのが楽しい♪

井上氏は「年をとってから自然に目を向けるようになった。漫画 バガボンド  で草や木、花などを沢山描いたことも影響しているとも言っているのかもしれない」そんなような事を書いています。

自然に目を向けるという事はガウディが幼いころから当たり前のようにしていたようです。スペインとガウディに少し興味が湧きまして、いずれこのバルセロナという場所を訪れてみたいと思いました。

井上雄彦氏が好きな人、ガウディが好きな人、モチロンおすすめの本ですが、少し興味があるというだけでも、読むと色々な発見があり楽しめる本だと思います。僕としては井上氏の絵が好きなので、ラフな画からキッチリ描いた絵までじっくり見られて楽しめました。

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文:飛鳥井 羊右

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