「紙だからこその感動」

小さなサイズの箱形の物。

店頭で見た時、最初は何だか分かりませんでした。




実はコレ、パラパラマンガなのです。


ぱらぱらーっとめくると

絵が動いて見えるというアレです。


教科書の端っこに描いた経験のある人も

多いのではないでしょうか。

僕も昔、教科書の端っこに描いた経験があります。



今回紹介する「パラパラブックス」シリーズは

とてもクオリティが高く、雰囲気も好みです。


中でもお気に入りなのは「目からかいこうせん」

本には「目からビームが出るよ」と書かれています。


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実際にめくってみると

これはビックリ!


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めくった際の残像がビームに見えるのです。

これは画期的。


書籍の電子化と言われている昨今ですが

この表現は紙ならでは、アナログならではです。

デジタルの画面では、ページをめくる際の

残像なんてありません。かいこうせんは出ません。


他にも、中に穴があいている本があったり、

めくりやすい紙を使っていたり、

本が反らないようにケースに入っていたりと

工夫や仕掛けが満載です。


「紙にしか出来ない事ってあるんだな〜」

と、改めて思わせてくれる1冊でした。


文:大友

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