Relatio(リラティオ)という雑誌

 
 
今回紹介させて頂くのは「Relatio」(リラティオ)という雑誌です。
今は休刊中の雑誌です。
それも「2002/07/25発売号」を最後に休刊。
かなり前に休刊していますが、この雑誌を知ったのはつい最近の事です。
本屋で見かけたわけでなく、人から見せてもらい
「こんな雑誌もあるんだ」と思いました。
 
今、書店に行き動物のコーナーを見てみると
「可愛い動物のカタログ」
「うちのペット自慢」
「ペットの正しいしつけ方、飼育方法」
といったところでしょうか。
 
ペットに癒しを求め、良い部分ばかりを
見せている雑誌が目立つように思います。
 
今回紹介する「Relatio」という雑誌は
行政、自治体からみた動物の現状。
身体障害者補助犬法に関する話題。
動物虐待事件に関しての記事など、
色んな視点から動物に関する事実を伝えていました。
 
インターネットで調べてみると
Relatioのサイトには
 
「コンパニオン・アニマルにとどまらず、
野生動物、産業動物、使役動物、動物園動物など
あらゆる動物と、あらゆる国々の、あらゆる人々との
多様な関係が本誌のテーマです。」
 
と書かれていました。
また、Relatio(リラティオ)は、
ラテン語で“関係”という意味だそうです。
 
最近では
「可愛いから」「流行っているから」などの理由で
ファッション感覚でペットを飼い始める人もいるそうです。
そんな理由で飼い始める訳ですから
当然、途中で飼う事を投げ出してしまう人も多いです。
 
動物に対する知識や、動物も命なんだという認識が
低い人が増えているように思います。
 
この先も本当に必要な、読むべき雑誌がどんどん無くなっていき
良い面ばかりを見せる様な雑誌が残り…となってゆくのだろうか
と考えると少し寂しい気持ちになります。

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