国立科学博物館「特別展 海 -生命のみなもと-」へ

東京・新宿にあるデザイン会社、㈱デザインコンビビア代表の飛鳥井羊右です。国立科学博物館!クラウドファンディングで話題になりましたよね。1億円目標のクラウドファンディングが2ヶ月弱で7億円超え!で話題の国立科学博物館。その企画展「海展」へ行きました。地球の海の成り立ちを、原始地球からゆっくりじっくり解説しています。会期は2023年10月9日(月・祝)まで。

海は未知の宝庫だと思います。

動物園や水族園、まぁ好きなので行ってしまいます。
生きている生物を見るのも良いですが、国立科学博物館といえば…
そう!剥製です。

生きているのを展示するのは難しい生き物を、剥製として収蔵し、展示してくれます。
常設展も行ったことありますし、以前行ったサメの企画展も良かったなぁ。
特別展の良いところは、色々なところが所蔵しているものを集めて展示してくれるところです!
剥製に加え、標本も展示されるので、さらに楽しみ!

今回はチケットを1枚、クライアントさんからいただきましたので
妻と娘の分のチケットは僕が購入し、入館時間予約をした上で
いざ! 「海展」へ!

上野の国立科学博物館といえば!シロナガスクジラのオブジェです!
マグロの手ぬぐいにジンベイザメのTシャツで行ったら妻に写真撮られました(笑)

僕としては「ヨコヅナイワシ」の実物(標本)が見たいなぁと。
どんな大きさで形なのか、表面どんな感じなのかな?
ニュースでは見たけど実物が気になります。

さすがに人気があるようで、入館してすぐには
JAXAが「はやぶさ2」で小惑星「リュウグウ」から
サンプルリターンした試料が展示されていてすごい人だかり!

地球の成り立ちから原始地球、原始の海の解説など
海の成り立ちから生物の発生というところから見て学ぶことができます。
小五の娘は人が多すぎて展示パネルが読めないからと
スマホで展示パネルの写真を撮りはじめました。

「パネルの説明が全部載ってる図録を買ってあげるから写真撮らなくていいよ」
と言ってあげたらじっくりと展示品を見る方に集中できました。

ヨコヅナイワシは大きかったです。(でも映像に収められている方はもっと大きいらしいです)

ヨコヅナイワシ

セキトリイワシ類の中で最大のヨコヅナイワシとのこと。
うーんイワシにしてはでかいな。
ヨコヅナイワシの標本はなかなか見応えがありました。

あとはシーラカンスの標本も良かったですね。

インドネシアシーラカンスの液浸(えきしん)標本

現存種は「アフリカシーラカンス」と「インドネシアシーラカンス」の2種類だけらしいです。
化石だと100種類以上が見つかっているそうなので、本当に一部が生き残り命を繋いできているんですね。
でも、現存が2種類いるって知りませんでした。
確かにあれだけ生息域離れていると違う種類になるのも頷けます。

深海には未知の生物もまだいる気がしますよね。
恐竜の時代から生きている生き物も見つかっていないだけで
存在しているのではないかというロマンがあります。

他にも、ホホジロザメの剥製含め、多くの魚の剥製が見られます。
いやー、サメは迫力ありますね。

しかも、剥製なので鮫の皮は実物。質感なども確認できます。(触れませんが)
こんなの海で出会ったらと思うと怖いですね…
体長が6mになる個体もいるというホホジロザメでもシャチには敵わないそうです。
海での大型肉食生物の頂点はシャチ!

少し話がそれましたが、海のこと、海の生き物のこと、
広く満遍なく説明してくれるのでとても楽しい展示でした。

僕個人としてはこうした分野に仕事で関われたら楽しいと思っています。

自然界の生物の仕組みを利用した製品が世の中には沢山あったりしますので、
こうした自然科学、生命科学の研究に注目しておくことは大事だと思います。
おかげで、人が便利に生活できる製品が作られていることも見逃せないところですよね。

海展を見て、色々思ったことでした。
今回の展示は2023年10月9日(月・祝)までです。
もうすぐ終わってしまいます。

来年、名古屋市科学館でも開催予定らしいので
見逃した方は観光がてら名古屋までというのもありですよ。

特別展 海 -生命のみなもと-

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