サイエンスイラストで描けること
2023年7月31日
2023年8月1日
写真やデータを駆使した3Dモデルや
数値で描く情報処理をした画像などの正確性には敵いません。
しかし、サイエンスイラスト には、書き込む情報の編集に始まり、
色・形・演出などを工夫して、見る人(見てもらいたい人)の
興味・関心に最も近づけられる表現が可能だと思います。
手描きゆえの形の誇張や、色のコントロールによる表現、
主題と背景の描きわけ、同一画面上に時間の経過や飛躍、
別の場所の様子までも描き込め、
伝えたいメッセージの発信としても描くことができます。
かつて少年だった頃、ニュートンを眺めていた時の
「よくわからないけど分かったような気持ちになれるワクワク感」が
描く上での目標で、レトロな手法ゆえに、古いアプローチだと思いますが、
人の手ゆえの柔らかさや、優しさまで含まれるイラストレーションは、
面白がってもらえる手法ではないかと思います。
文責:山田