「誰でも簡単にできる」よりも「ちょっと難しい」のが面白い

東京・新宿にあるデザイン会社、㈱デザインコンビビア代表の飛鳥井羊右です。家で過ごす時間が増えたため、子供とTVゲームをする機会が増えました。一緒にやってると、もうすでに歯が立たなくなってきている。うーん、小学生はどんどん上手になるな。そこでふと気づいたことを。

ゲームが上手になること

娘がNintendo Switchのゲームでよく遊んでいます。

ゲームを始めたころは、中々うまくできなかったようですが、
それでも、続けているうちにじわじわと上手くなっています。

僕も昔は、かなりの時間をゲームに費やしていました。
ひたすらに練習に時間を割いていたという時期もあります。

「ちょっと難しい」ものに挑戦することが面白く、
続けるうちにできるようになっていくこと自体が
楽しいという感じでしょうか。

なんだゲームかと思うかもしれませんが、
遊びだろうと「本気」を出せるかどうかって重要な気がします。

難しいことにチャレンジする

ゲームでも簡単すぎるものは面白くないですよね。
練習して上手くなったり、工夫して上手くいく余地があるから
続けたくなるものです。

遊びですら
「誰でも簡単にできるもの」を好むのか
「ちょっと難しいもの」を好むのか
分かれてしまうと思います。
「ちょっと難しいもの」とは
歯ごたえのあるものと言えば良いのかな。

実際、コツコツと続けられて、少しずつ上手になっていく
その感覚に楽しみを見出せるのであれば、
他のことも同じようにできるのだろうと思います。

もちろん、適性というものがあるので、
誰もが同じようにはいきません。
上達する速度や上限も違うと思います。

そこで、ふと思ったのですが、
「これって仕事に似ている気がする」

仕事の中にもある「ちょっと難しい」

誰しも仕事を始めた時は
初めて取り組むことが多いので「ちょっと難しい」はずです。
でも、仕事に取り組み続けると
徐々にできるようになっていきます。
できるようになるまでは「ちょっと難しい」です。

人によっては「すごく難しい」こともあります。
その場合はもう少し易しいところから取り組むというのもありますね。

できるようになったら
次のできないことに新しく取り組む。
この繰り返しを何年経っても続けられることが
仕事の適性だったりするのかもしれません。

「ちょっと難しいかな」を「できるように」取り組み続ける

スポーツや楽器、手品などが分かりやすいですかね。
相当の修練が必要で、一つできたらまた次と
終わりなき練習の連続。

「すごく難しい」ところまで辿り着くために
その前段階の「ちょっと難しい」に分解して
一つずつ乗り越えていくと良いかなと思っています。

どんな仕事も、
何か一つだけできたらそれで充分
ということは無いですよね。

覚えること、できるようになることは
次々と増えていきます。
一つずつできるようになっていけばいいのです。

だから「すごく難しい」ではなく「ちょっと難しい」
くらいに分解してみれば、結構できそうな気がしてきます。
頑張ればできそうだ!という感じ。
できてみるとちょっと嬉しいし楽しい。
その体験を小さいうちにしておくと大人になってからも大丈夫かも。

一つできたら次へ行ける

こうして、新しい領域への挑戦を
続け成長し続けることが
その仕事を続けるコツなのかなと思っています。

考えてみれば、人生なんて「初めて」のことばかりです。
その連続によって人生は出来上がっていきます。

誰にだって初めての時があり、
最初はできないことばかりです。

簡単にはできないことでも
初めから自分に向いてないと見限ってしまうのは
もったいないことなのだと思います。
なんでもまず「一歩できるまでやってみる」ことが
大切かなと思います。

仕事も生活も趣味も全てここに
集約するような気がしています。

趣味でも遊びでも何か一つ、
修練を続けられているものがあれば
何かを乗り越える努力を続ける素質があるのだと思います。

ちなみに僕は、「英会話」が苦手で
何とかしたいと思いつつもう数年。
取り組み続けるということがまだできていないのです。
今年こそは「小さい一歩」を積み重ねていこうと思います。

自分の適性とは何かを
改めて考えてみるのも良いかもしれません。

子供と一緒に「マリオカート」をしながら
何となく思いついたことでした。

デザインコンビビア

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2件のコメント

  • ああ そうだな、うんうん。と思いながら読ませていただきました。
    ほんの少しでもなにか挑戦すること、はじめの一歩を踏み出すこと、って大切だと、この年になって思っております。
    メルマガをいただくようになり、皆様のブログで毎回楽しませてもらったり、ハッときづかせてもらったりしています。
    ありがとうございます。

    • 山田様 コメントありがとうございます。
      新しいこと、挑戦するのは子供だけじゃないんですよね。
      いくつになっても可能性はあるということだと私も思っています。
      (飛鳥井)

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