体感型施設「チームラボプラネッツ TOKYO」

東京・新宿にあるデザイン会社、㈱デザインコンビビア代表の飛鳥井羊右です。ずっと気になっていた「チームラボプラネッツ TOKYO」へ先日行ってきました。できてからかなり経つので行ったことある方も多いでしょうが、とても面白かったのでちょっとご紹介。

近くを通ったことはありましたが、入ったことのなかった施設。
「チームラボプラネッツTOKYO」

体感型アート施設

視覚・触覚・聴覚で映像アートを体感する施設です。
参加型のアトラクションという感じですね。
行ってみて驚いたのが、
お客さんのうち外国の方が半分くらいだったこと。

海外の方に人気のようです。
館内案内も一部英語で行われていました。

観光として東京に来たら体感したいと思える施設のようですね。
僕の地元の区内にあるのですが、
自分も観光に来た気分で館内を回りました。

膝下まで水に浸かるということで、短パンのレンタルもあります。
僕は自前の短パンを持っていきました。
床が鏡張りの部屋もあるので行く時は気をつけてください。

水、音、光、香りを感じる

水面がスクリーンのプロジェクションマッピングだが、影が出にくいのが不思議

膝下まで水に入り、水面にまるで鯉が泳いでいるような
映像が映されます。
人を避けって泳いでいるように見えます。

光と鏡の部屋。全方向鏡なので光がどこまでも続く感じ

スマホで操作すると花火のようにLEDが輝きます。
花火の中にいるような感じ。

部屋自体の色が変わっていく(床もガラス)

大きなボールを叩くと音が響いて、叩いたボールを中心に
部屋の色が変わっていく。

他にも実際の花が沢山ある部屋もあり、見た目の綺麗さに加え
香りも感じることができました。

水と光と音で非日常を味わうことができる施設でした。
普段は、どちらかというと海や山、
里山などアウトドア中心のレジャーを好むのですが、
たまにはこうした不思議な体験をするのも面白いです。

違う世界に入ってしまうような感覚

僕が一番気に入ったのは、
プラネタリウムのような部屋です。

奥行きまで感じる。
プラネタリウムのような部屋。
立体空間に入り込んだように
感じることができる。

壁と天井がドーム型になっていて
草や花びらが舞う映像が投影されます。
そして床が鏡。ぐるぐる回る映像が床に反射し、
没入感がすごいです。

床に寝転ぶとずっと見ていられる。
スマホアプリでCGの蝶を選び、指でフリックすると
自分の手元の蝶が目の前の映像の中に放たれ
飛んでいくので少しだけ参加型。

自分がCGの空間に飛び込んでしまったような、
不思議な感覚に陥ります。
とにかくこの部屋が一番好きでした。

2022年12月で閉館の予定だったのですが、
好評のため、2023年末まで会期延長されていますので、
2023年も、まだまだ楽しめますよ。
ぜひ、興味のある方は一度行ってみてください。

コンピューターによるシミュレーション

この施設は、自然の動きを計算でシミュレーションすることで
「人工的な自然」という不思議なものを
再現し体感できるのだと思います。

よく考えたら、スーパーコンピューターでの
シミュレーションはもっと大規模な自然の動きを
再現しようとしています。

小さいスケールでの、実際の自然現象再現には
データが足りなかったりします。

日常の中に、どれだけの細かい動き
(気温や湿度、風の動きや水の動きなど)が
当たり前のように現象として現れているのか考えました。

それを再現するにはどれだけの設備が必要なのかと、
ちょっと気が遠くなりました。

ま、他では体験できない
「バーチャルとリアルの間」のような空間でした。
たまにはこういったものも刺激になりますね。
純粋に「体験型アート」として楽しかったです。

デザインコンビビア

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