エイデル研究所様:「子どもたちへのまなざし」ができるまで—1
撮影に同行
エイデル研究所様からご依頼をいただき
ブックデザインをお手伝いさせていただきました。
著者は渡部達也(わたなべたつや)さん
静岡県で、子ども・若者の居場所づくりに取り組まれている方です。
原稿を拝読して、是非とも著者の方にお目に掛かりたい。
現地と、そこでの活動の様子も拝見したいと思い
編集者さんにお願いして、撮影の際に同行をさせていただきました。
同行させてくださった編集者さんに、この場を借りて感謝いたします。
当日に運転をしてくださったカメラマンさんにも御礼申し上げます。
7月某日、静岡県の富士市。
初日は屋内の撮影とお打ち合わせ。
二日目は屋外の活動を撮影。というスケジュールでした。
表紙のお打ち合わせ
このタイミングでは既に本文ページのデザインは、ほぼ決まっておりましたので
表紙の打ち合わせをさせていただきました。
お打ち合わせの様子は著者の渡部さんがFacebookにアップしてくださいました。
下の写真は渡部さんFacebookからの引用です。
編集者さん、著者の渡部さん、渡部美樹さん、インターンの方など
それぞれのご意見、ご感想を伺うことで
イメージやご要望の優先順位が少しずつ明確になっていき
とても良い時間を過ごさせていただきました。
活動を拝見
翌日は「たごっこパーク」という野外での活動の撮影だったのですが
7月の頭でしたので、大雨の直後でした。
テントが設置される頃には
子どもたちも、ちらほら来て遊び始めていました。
大雨の直後で地面もぬかるんでいる。水たまりも多い。
さて子どもたち、どうやって遊ぶのだろうと見ていると…
水たまりを飛び越える。ボディボードでサーフィン。
水たまりに勢いよくスライディング…
めちゃくちゃ楽しそう!
いつもと違うコンディション=いつもと違う遊びができる!
雨の日には雨の日にしかできない遊びがある。
その日、そのコンディション、その場のメンバーで
何をやったら楽しいか、もっと楽しいことはないか。
素晴らしい飽くなき遊びエネルギー。
この“遊ぶ”ことがいかに重要か
ということも書籍の中に書かれています。
直接たごっこパーク等の活動を拝見できたことは
とても大きなことでした。
書籍に書かれている内容を、より理解することもできました。
この、たごっこパークのエネルギーを
どうやって書籍で表現しよう。
やりたいことが増えていきます。
アイディアも湧きやすくなります。
あらかじめ、撮影するものをカメラマンさんと
打ち合わせを行っていたのですが
「これ撮ってください、あれも撮ってください」
いろいろ追加でお願いしてしまいました。
この取材がデザインにどう影響したかは、また次回。
内容のこと、表紙のこと、イラストの事など
今後、少しずつアップできたらと思います。
次回はイラストについて語らせていただこうと思います。
文:大友
書籍『子どもたちへのまなざし』
9月28日(火)の発売予定。
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『子どもたちへのまなざし』ができるまで—2
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