レンゴー株式会社様:商材カタログ用のトリックアート画像ができるまで

めずらしいお仕事として
トリックアートの制作をご紹介いたします。

イラストの案件で何度かお仕事させていただいたことのある
株式会社ミームの方よりお電話をいただきました。
ダンボールを扱うレンゴー株式会社様の商材に
精細な印刷が可能なダンボールがあり、その印刷の美しさ伝える画像として
トリックアートが効果的ではないかと企画されたようです。

「トリックアートって描けます?」とのご相談。
未経験ではありましたが
詳しい内容をうかがった上で、作れそうだと判断し
「やってみます!」とお返事をしました。

ゴールとしては
“ダンボール箱を突き破ってイルカが飛び出し、少年ビックリ!”
というシチュエーションの写真を撮り、カタログに掲載するとのこと。

まずはラフを描き、制作の材料となるイメージに近い参考写真を探しました。
理想的な「突き破られたダンボール」という写真がなかなか見つからず
結果としてダンボールは一から描き起こしました。

「ダンボールが突きやぶれるものなのか」という疑問を感じさせるような違和感が出ないように
参考資料として送っていただいた実物のダンボールから、段ボールの厚さを把握し
「内側から破られたダンボール」を想像して描きました。

「トリックアート」の本質は「脳が間違って認識する」ではないかと考えながら
イメージして、悩んで、やってみて、直してを繰り返しながら制作し、無事納品。
段ボールの印刷技術と、子役の演技と、カメラマンさんの腕のおかげもあって
後日頂いたご連絡では「イメージ通りに仕上がった」とうかがい、ホッとしました。

新しいチャレンジであっても
“伝わる絵づくり”という大きな枠で捉えれば
求められていることは、今までのイラスト・図版制作と同じこと。
満足していただけるものを作ることができて良かったです。

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