『紙とデザイン』
2011年6月22日
2020年8月27日
株式会社竹尾 創立100周年記念
紙とデザイン
竹尾ファインペーパーの50年
2000年刊
株式会社竹尾の100周年記念の社史です。その中の企画に50年の歴史を持つファインペーパーを竹尾ゆかりのデザイナー50人が1人1銘柄(計50銘柄)を選び、その紙にまつわるエッセイと共に紙を使用した作品を紹介しています。
箱入りの上製本(ハードカバー)で、竹尾の見本帖本店で売っていたようです。僕は印刷博物館のミュージアムショップで買いました。買ったのは10年くらい前だと思います。この本には並製本(ソフトカバー)もあり、そちらの方がはるか安いのですが、上製本にはファインペーパー50銘柄の紙(実物)が見本として綴じられています。
デザイナーが紙について語り、その紙を使った作品が掲載され、実物の紙が綴じられている。これだけ多種の紙を使った本は、とても贅沢な作りだと思います。
普段、仕事で紙を選ぶ機会がそれほど多くある訳ではないのですが、選ぶ機会があるときには、デザイナーとしての提案という形でなにかできたら良いなと思いました。
ちなみに、10年以上前の本ですが、
竹尾 見本帖本店 で購入可能なようです。
カタログ制作はデザインコンビビアへ
文:飛鳥井 羊右