コンビビアカラーの新刊が出来上がりました。
2011年2月2日
2020年10月2日
CONVIVIA COLOR-4
「えんぴつで描く最先端科学」
編集：飛鳥井羊右
理化学研究所の機関誌「理研ニュース」の
2008年度用のイラストレーションを
特集した号となっています。
内容は、タイトルに全て集約されているのですが、
最先端科学の、論文やレポートがメインとなる機関誌の表紙を、
高度な内容を図解しながら、出来るかぎり簡略化した表現で、
可能なかぎり柔らかく見せるという、
挑戦的なイラストレーションでした。
見た目のソフトさにほんわかしますが、
エッジの効いたイラストなのです。
一見簡単に、サラッと描いたようなタッチですが、
非常に手間のかかる行程を経て、一枚のイラストとして完成します。
実際の図の内容は、難しい話だったりするのですが、
この冊子では、説明はざっくりとまとめています。
特殊な絵作りを紹介する内容ですので、
ぜひ、見た目の面白さを楽しんでいただければと思います。
1年でこのシリーズは終わってしまいましたが、
絵本のような柔らかさを持つ、
最先端の科学イラストという新しい表現です。
機会があればまたこのコンセプトで
チャレンジしたいと思っています。
CONVIVIA COLOR-5
「動物病院61件 デザインのひみつ」
小規模VIサポート
編集：岡野祐三
ahedという、動物病院の開業サポートに関わり、
動物病院のVIの部分を担って来た私たちの
VIに対するスタンス・アプローチを61件の動物病院からひもときます。
モチーフとして圧倒的に多い「犬・猫」。
当初、あっという間に引き出しが空になるかと思いきや、
何故だか次から次へと新しいロゴタイプや、シンボルマークが生まれてきます。
それは、なぜか？
また、価格設定についても安価に対応できるシステムは
いったいどういう仕組みなのか、などなど。
代表的な病院の紹介などを交えて、ノウハウの一端をご紹介致します。
「動物」という可愛らしさと、「病院」という信頼性を
先生の思いや願いとともに、ロゴタイプとシンボルマークで表現しています。
その個性豊かな病院の「顔」を全部！掲載しました。
読み応え十分、面白さも十二分にある小冊子となっています。
ぜひ、読んでいただけたらと思います。
「CONVIVIA COLOR」は、
株式会社デザインコンビビアのデザイナーによる
フリーマガジンです。
各号ごとに担当デザイナーが編集し、デザインをします。
なので、どの号も個性的な内容とデザインになっていますが、
どれもこれも、100％コンビビア的な仕上がりとなっています。
株式会社デザインコンビビアという一個のデザイン会社が持っている
様々な「色」をご理解いただけたらと思い、発行しています。
次号「CONVIVIA COLOR」は特別版。
イエス・キリストが生まれるまでの
系図をまとめた「ポスター」を予定しています。
聖書を読んだ事がない人でも、
知っている名前が意外な所に登場したり、
興味深い内容となっています。
ご期待ください。
以降、続々企画進行中。
文責：やまだ