東京下町の畳屋さんに、海外から驚きの注文が!? その秘密は…


仕方無く自分でやっていた

西日暮里にある「森田畳店」が制作した畳が
映画で使われているとTVで紹介されていました。

なんと、今年公開の映画
「007 / NO TIME TO DIE」で「森田畳店」の作った畳が使われたそうです。
森田畳店は3人で営む下町の畳店です。


そんな小さな下町の畳店になぜ!? と思いますよね。

1995年頃から、店主である森田さんは
友人に手伝ってもらいながら森田畳店のwebサイトを
自力で制作し運用していました。

作ったからには自分で更新し続けるしかないと、困った森田さんは、
独学で学び、地道に更新し続けてきました。

海外からの問い合わせ

数年経ったある日、webサイトを見た海外在住の日本人から
畳の注文をしたいと問い合わせがあり、
初めて海外への発送を検討したそうです。

ところが、日本の植物「い草」を使った製品は輸出先の国によって
検疫に引っかかったり、輸出手続きに大量の書類や手続きが必要なことがわかりました。
関税や梱包、搬送などハードルが多く、それらをクリア出来なかったため、
一番最初の注文は残念ながら成約しなかったそうです。

そこで調べたことを、備忘録の代わりとしてwebサイトに載せておこうと思い、
輸出に関わる必要事項を、見れば分かるように掲載しておきました。

更に数年後、再び海外在住の日本人から相談がありました。
そこで、以前調べたことがとても役に立ち、
ついに記念すべき海外輸出1号となりました。

海外からの需要もあると感じて、
知人の協力を得て英語のサイトを作っておいたところ
海外から注文が少しずつ入るようになってきました。

クレームからヒントを得る

海外輸出の対応をしている中で、お客さんが知らないがゆえに
誤解からのクレームが多く寄せられたのですが、
その都度、お客さんに必要と思われる情報を
webサイトに載せるようにしたそうです。

注文する人が困らないようにというのと、
自分が何度も問い合わせに答えなくても良いように。
そうしているうちに、海外からの注文が少しずつ増えてきました。

気づかなかったメールタイトルの意味

あるとき、映画のセットで使う畳を注文したいと相談のメールが来ました。
何の映画かよく分からないままに、注文を受け付け手配し、
後に、「ところで何の映画なのですか」と担当者に尋ねると、
「メールのタイトルに入っている通り007ですよ」と。

「え!? ジェームズ・ボンドの!?」と驚いたそうです。

確かに、メールタイトルには「007」という数字が入っていました。
当初は何かの管理番号かなと思ったそうですが、
まさか、映画「007」の最新作のことだとは思っていなかったそうです。

誠実さが伝わる可能性

テレビでは映画の美術担当をされた方が
なぜ、森田畳店に依頼をしたのかを聞かれて

 森田畳店のwebサイトはデザインが特別すばらしい訳ではありません。

 手作り感満載で、翻訳した言葉も所々違っている。

 でも、お客さんが困らないように一生懸命に情報を提供している姿勢そのものに、

 「誠実さ」を感じました。ここなら「本物」が手に入ると確信しました。

と答えていました。
(記憶をたよりに書いてますので、正確では無いかもしれませんが)


番組を観て気づいたこと

誰に、何の為にこの情報を発信しているのか、それが明快であり
気持ちが込められていれば、伝わる場合もあるということです。
それがたとえ、手作り感満載であったとしても。

誰にも頼れなかった状況の中、必要に迫られた結果、誠実に対応し続けた
苦労が報われたケースなのだと思います。



しかし!


ここまで自力で苦労を乗り越えてきた、
森田畳店の真似はそうそうできるものではありません。
森田さんだからできたことであって、同じ事をすれば良いというものでは無いと
私は考えています。

実は、誰かに相談できる状況であれば相談してしまった方が
良いケースのが多いのです。

専門家に相談するのは早い方がいい

森田畳店は3人で営む下町の中小企業です。
今回のことは、製造業に限らず多くの中小企業に通じるものだと思っています。

必要に迫られて、頑張った森田さんはスゴイです。
凄すぎます。私ならできなかったかなと思います。
出来るのであれば、社内で全て制作することも有りだと思います。
それを、主たる業務として行うスタッフを置けるのであれば、ですが。

「森田畳店」のケースで重要なポイントは、森田さんが経営者であることです。

経営者がどれだけ時間を使って作業しても、問題にはなりませんが
他の社員が担当すると、色々な問題が発生してしまうと思います。

中小企業ほど外部の力を活用したい

そうした、専門外のことに手をつける場合は、
どこまで社内でやるか、本来の業務を圧迫させないためにも
「これ以上は外に頼る」という境界線を決めておいた方が良いでしょう。

「餅は餅屋」という言葉があるように
専門家に早い段階で相談する方が
結果も早く出ますし、苦労も少なくてすみます。
また、本来専門外の業務に多くの時間を割くよりも本来の業務に集中する方が
成果が上がるでしょう。

相談は早ければ早いほど良いと、私は思っています。

デザイン事務所に相談するということ

デザイン案件に関しては、社内で処理するよりも
早めに、デザイナー(デザイン事務所)に相談してみるといいでしょう。

私たちが立ち上げに携わり、継続してサポートしている企業の1つに
「椿茶園」というお茶屋さんがあります。

椿茶園さんは
日本茶はとっても美味しいし、健康にも良いんだ!
そんな日本茶を広めたい!
日本茶のすばらしさをもっと多くの人に知って欲しい!



こうした熱い想いを持っていました。

その想いを元に、“ありたい姿”と椿茶園さん“らしさ”
ビジュアル化して“伝わる”形にし発信していくことを
「ブランディング」と呼びます。

お店のロゴマーク制作から、
商品ネーミング、パッケージデザイン、各種印刷物、ショップバッグなど
あらゆる部分で、最初から相談を受け制作してきました。
(webサイトだけは弊社でお手伝いしていませんが)
以来ずっとサポートさせていただいてます。

全てをデザイナーに相談し任せることで、
統一的にブランディングでき、お店としては本業に打ち込めます。
それが、より良いサービス提供に繋がっていると思います。

想いを受け止めて
“一緒に寄り添って”サポートしていくことこそが
デザイナーの役割だと思っています。

椿茶園さんのブランディング詳細についてはこちらよりご覧ください。

最後に

森田畳店の森田さんの真似はなかなか容易なことではありませんが
デザイナーなど専門家に問い合わせてみることは、できそうな気がしませんか?



もし、デザイナーに聞いてみたいな、相談したいなと思ったら
ぜひ私たちにご連絡いただけたらと思います。
多くの疑問・質問を投げかけていただけることは
私たちにとっても「ウェルカム」なのです。

ぜひお気軽にお問い合わせください。


文:飛鳥井

デザインコンビビア

お問い合わせはこちら

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