この年も「自分らしく」
2024年1月16日
![](https://convivia.co.jp/blog/staffblog/wp-content/uploads/sites/3/2024/01/01_totto-700x917.jpg)
元日に届く分厚い新聞。
広いところに広げて、ゆっくりとめくっていくのが
お正月休みの楽しみの一つです。
ほとんどが、企業の「謹賀新年」の広告や
その年に活躍を期待される芸能人やスポーツ選手の
言葉や対談だったりするのですが
時々「おっ これは面白い!」と思わず見入ってしまうものと
出会ったりします。
今回はコレ。
文句ナシの説明いらずの面白さ。
なんというユニークな発想と徹子さんの目力!
私の語彙が乏しいので、うまく説明が出来ないのですが…
いや、むしろ説明なんかはいらない。
仕事始めの日に会社に持って行き
ミーティングルームの正面に、ど〜んと貼っておきました。
毎回見る度に思わず笑っちゃいます。
力が沸いてきて、楽しい気持ちになります。
皆さんご存じのこの『窓ぎわのトットちゃん』は
1981年に発売された黒柳徹子さんによる自伝的物語です。
日本でも戦後最大のベストセラーになりましたが
世界の多くの国でも翻訳されています。
ふり仮名が振ってあって、文章もとっても分かりやすいので
子どもも楽しんで読める本です。
![](https://convivia.co.jp/blog/staffblog/wp-content/uploads/sites/3/2024/01/02_totto-700x767.jpg)
トットちゃんが通っていたトモエ学園は、
体に障害がある子も含め、みんなが分け隔てなく
自然に過ごせる環境で、学園生活が生き生きと描かれています。
校長先生からいつも、「君は、本当は、いい子なんだよ」
という言葉を掛けてもらっていたというトットちゃん。
「その言葉がどんなに自分のこれまでを支えてくれていたか」と
徹子さん自身が振り返っています。
これから読む、42年ぶりの『窓ぎわのトットちゃん』の続編を
楽しみにして、私もこの年も自分の発想を大切に
「自分らしく」毎日を過ごしたいと思いました。
文・沢田寛子