蓼科のおもいで

22年の12月29日から23年1月1日まで、長野の蓼科に行ってきました。

初めての蓼科。知らない場所で年越しも初めてだったのでワクワク。

蓼科はその時期一面雪景色。

宿泊先の真前に湖があってカモやサギ(多分)がいて、壮大な自然を感じる場所でした。

茅野駅から蓼科のキャビンへはレンタカーで。

焚き火ができる様な素敵なところでした。

長野に来たからには、年越し蕎麦をたくさん食べるぞ~!と意気込んで

早速、旅行初日から駅前にあったお蕎麦屋さんからのスタート。

美味しい葉わさびと一緒に食べる冷たいお蕎麦はとってもおいしかったです^^

さすが信州!


旅行2日目(30日)。

朝食と夕食は宿泊先で出していただけるため

蕎麦を食べるチャンスはお昼しかありませんでした。

しかもカーシェアでの車の時間が合わず、この1日は車がない状態。

限られた時間の中で、徒歩圏内の場所で蕎麦屋さんを探すことに。





でも、せっかくだから美味しいお蕎麦を食べたい…と思い

口コミ評価が高く、そして年末でも営業してるところを目指して歩くことに。

ところが、さすがに12月30日に営業しているお店は少ない。

3軒くらい回りましたが、ちょうど営業終了したタイミングだったり、

おやすみだったりしてなんだかんだで2時間くらい歩きました。

そして、スマホで「営業中」になっているお店を見つけました。

お店を見ると、明かりがついてる。

寒さと疲労でヘロヘロになった足で

やっとやっとたどり着き、お蕎麦屋さんのドアをあけました。




するとドアを開けた先では、10人くらいの子どもたちたちが

みんなエプロンをして、頭にバンダナを巻いて

蕎麦を一生懸命こねこねしていました。

一瞬、どういう状況かよくわからずぽかんとしていましたが

そこの看板をもう一度しっかり見てみました。

「蕎麦製造所」。



「ここ蕎麦屋じゃなくて、蕎麦製造場じゃん!」

その時間は、子どもたちが

そば打ち体験をしているところでした。

私は静かにドアを閉じました。




ガックリしながら、近くのお蕎麦屋さんを探しました。

どうやら、近くに

「蕎麦もある、ほうとう屋さん」ならあるらしい。


到着すると、ちゃんと営業しておりました。

よかった。

でも、ほうとう屋さんでで蕎麦を食べている人は

一人もいません。

みんなどのテーブルでもあったかくて美味しそうなほうとうを食べています。

それもちょっと有名そうなほうとう屋さんっぽい。

いやいや…でも私は蕎麦を食べに、2時間歩き、ここまで来たんだ
蕎麦を食べるぞ…


皆さんだったらこういう時どうします?




私は気づいた頃にはほうとうを食べていました。

おかしいな…



そして蕎麦への未練が残ったまま、宿泊場所へ戻り

31日になりました。



宿泊した施設のイベントで、夕食後にビンゴ大会があるらしい。

毎年31日の恒例のイベントだそう。

楽しそうなので、なんとなく参加してみることに。


結果全然、ビンゴにならず、

景品はもらえませんでした。ションボリ。

すると、宿泊施設のスタッフさんから


「それではこの後年越し蕎麦をご用意します!」とのお声掛け。


なんと!宿泊施設の大サービスで年越し蕎麦を振る舞ってくださったのです。

年越し蕎麦は食べられないと思っていたので、とってもとっても

うれしくて心の中でスタッフさんに拍手していました。

その後、前日の蕎麦探しの旅の途中で見つけた神社で

初詣っぽいことをして

年末を感じることができました。


知らない場所で過ごす年末年始は、

とっても面白い体験でした。また行きたいです。

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