冬の食卓の名脇役
昔から、柚子胡椒が大好きです。あの爽やかな香りと辛さ。
「あ〜柚子胡椒が食べたい!」と、柚子胡椒を食べるために夕食を鍋にしたり
鶏肉を焼いたりしています。
今年は秋に青柚子をたくさん頂きました。
さてどうしようかと考えて、大好きな柚子胡椒を作ってしまうことにしました。
皮の表面をうすく削ぎ、塩と青唐辛子と一緒にフードプロセッサーへ。
残った柚子ももったいないので、種以外をフードプロセッサーで混ぜ、塩を加えて柚子塩に。
手作りした柚子胡椒は、いつも食べていた市販のものと比べると
辛さと塩分がやや控えめでマイルド。その分、柚子の香りが豊か!
「柚子胡椒をたっぷり食べたい」私向きの仕上がりになりました。
柚子塩のほうも、ほろ苦くてこれまた美味しい…。
甘くないゆずジャムといった感じで、茶碗蒸しにのせても、白身魚のお刺身にのせても。
意外なところではケーキにのせても良かったです。
柚子胡椒の成功に味をしめて、今度はかぼすでもチャレンジ。
青い爽やかな風味と酸味が特徴のカボス。
出来上がったカボス胡椒は、これまた美味しい!
柚子よりも香りの主張が控えめなので、素材の味を生かしたい時にピッタリ。
ブリのお刺身に、わさびの代わりにカボス胡椒を合わせると最高でした。
ここまでくると、すっかり手作り調味料にハマってしまい。
次には赤唐辛子と塩でタバスコも作ってしまいました。
タバスコは乳酸発酵させる発酵食品。
瓶とにらめっこして発酵の進み具合をチェックしながら出来上がったタバスコは…
め、めちゃくちゃ、おいしい…!!
辛さも酸味も柔らかく、もはやタバスコと言って良いのかわかりませんが
これをたっぷり使ったサルサソースが絶品です。
ビギナーズラックでことごとく大成功した調味料づくり。
なにより、自分でつくったものは手間をかけた分美味しさ増し増しなのですよね。
「おうち時間」という言葉が言われるようになって久しいですが
食いしん坊さんには自宅での調味料作り、かなりおすすめです♪
最後に、愛おしい食卓の名脇役たちに、ラベルのプレゼント。
(似たような瓶ばかりで、どれが何かわからなくなったからというのが真相)
田島