北本市、&greenマーケット

7月16日(土)、この日は
弊社の月に一度の研修日。

午前中は社内でミーティングを行い
午後は埼玉県北本市の「&greenマーケット」
というイベントに行ってきました。

久々に外に出る研修です。

北本市役所前
市役所前の芝生で、今年度は奇数月にマーケットが行われています。
この日のコンビビアメンバーはこの4人

北本市は私、大友の地元でもあります。
なにか北本市の為にできることは無いか
地域ブランディングやコミュニティなどを通して
デザインにできることは無いかと調べていたときに
「暮らしの編集室」という、北本市の
まちおこしチームの活動を知りました。

その活動の一環としてあるのが「&greenマーケット」です。
マーケットを通して北本市の活性化を図る活動。

地域活性の活動が行われている現場を
みんなで見に行こう、ということで見学に行ってきました。


&greenマーケットはワークショップや農家の野菜販売など
参加者の技能や北本市の特色を活かした出店が主でした。

また、小児がん支援のレモネード販売、コドモ農業大学など
社会貢献として参加している団体もありました。

人のため、地域のため、そして北本市というコミュニティを強化するため。
というテーマが感じられるようなマーケットでした。

レモネードスタンド

レモネードの販売。出店しているのは学生さん。

話を聞いてみたところ、大学のゼミの一環でマーケットを学ぶ為に出店しているそうです。
小児がん支援になる「レモネードスタンド活動」での出店でもあり
売り上げは全て小児がん支援の寄附金になります。


コドモ農業大学

子どもたちが作った無農薬野菜を売っていました。
あちこち元気に駆け回ってチラシを配り周り
声を出して宣伝、呼び込みを行い、活気に溢れていました。

私はシャドークイーンという紫色のジャガイモを購入。

野菜は量り売りで、計量やお金のやりとりも子どもたち。
買い物をすると袋にシールを貼ってくれるのですが
なんと、シールも子どもたちのお手製。

「ブログに載せたいのだけど、写真を撮ってもいい?」
と聞くと、快く承諾してくれました。

子どもたちの手作りシール


タイダイ染め

この日のコンビビアメンバーは「タイダイ染め」という
染め物体験で、手ぬぐいの染めを体験しました。

布を縛り、染料で染めていくのだけど
縛り方で模様が変わるのだそう。
各々、見本を見ながら輪ゴムでぐるぐる。
染料を垂らしていきます。

当日の作業は染料を垂らすところまで
24時間後、こちらの手引書の内容を自宅で作業

染め終わったら、そのまま袋に入れて持ち帰り
24時間後に自宅での作業になります。


芝生と焚き火

芝生ではレジャーシートを広げている人たちや
ヨガ教室も開かれていました。
焚き火の近くではトウモロコシと枝豆が売られていて
その場で焼いて食べることができます。
朝採れた野菜を、その場で焼いて食べられる。
なんと贅沢な体験でしょう。

芝生でヨガ教室
芝生でくつろぎのひととき
焚き火でトウモロコシや枝豆

「暮らしの編集室」の方に挨拶をしたら
トウモロコシを分けてくださいました。感謝。


北本の野菜たち

茹でる前は、ほぼ真っ白
茹でると、ほのかに黄色くなります

トウモロコシは、白っぽいトウモロコシでした。
茹でると黄色く色づいてきます。
食べてみると驚くほど甘かったです。
歯応えはシャキシャキで、味は本当に甘くて、無限に食べられます。

オクラ。星形ではなく丸い形です。
紫の方がシャドークイーンです。

オクラは星型ではなく、凹凸が無いタイプのオクラでした。
農家の方が言うには食べ方は普通のオクラと同じでOKとのこと。
食べてみると、まったくクセがなく、星形のオクラ以上にあっさりしていました。
トッピングでも料理にも、もちろん単体でも、色んな使い方ができそう。

シャドークイーンは、皮を向く前(撮影するのを忘れました)から紫で
皮を剥いても切っても、外から中まで紫。
食感は、少し目が細かい、滑らかな気がします。味も…少し甘い?気のせい?
ほぼ普通のじゃがいもとして食べられます。
これでポテトサラダとか作ったら面白い見た目になりそう。

そのほかの野菜も、とても美味しかったです。北本野菜、素晴らしい。


完成した手ぬぐい

模様の選び方も色の選び方もそれぞれ。
なかなか個性が出たのではないでしょうか。


染めている最中は、なかなか完成時の想像がつかないけれど
それがワクワク感につながり
とても楽しい染め物体験ができました。



長く北本市で生活をしていながら
普段の生活では、農家の人に話を聞きにいく機会も
染め物体験をする機会も、なかなかありません。

北本市とその周辺には、こんな特色がある。こんな野菜が採れる。
こんな技能を持った人たちが暮らしている。
知らなかった魅力を、沢山知ることができました。

マーケットを通じて、北本市とその周辺の
土地としての魅力、住む人たちの魅力が
引き出されているのを感じました。

ちなみに北本市の&greenマーケットは
「マーケットの学校」という活動もあって
こちらはマーケットの振り返りや、やりたいことなど
意見を出し合う場。

意見交換の場:マーケットの学校
実践する場:マーケット
がセットになっているのです。

私はぜひマーケットの学校にも参加してみたいと思いました。
参加したら、またレポートを上げたいと思います。


文:大友

参考URL

暮らしの編集室
&green
レモネードスタンド普及教会
コドモ農業大学(多様な学びプロジェクト)



デザインコンビビア

お問い合わせはこちら


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です