ついつい詰め込んでいませんか? オンライン授業で「離脱させない」スライド作成のポイント
「せっかくの授業、あれもこれも伝えたい!」
その熱意ゆえに、ついついスライド1枚のなかに、
文字や図解をギッシリ詰め込んでしまっていませんか?
実は、オンライン授業において「情報の詰め込みすぎ」は、
受講生が画面を閉じてしまう最大の原因の1つなのです。

オンライン授業には「独特の障壁」がある
対面の授業とは違い、オンライン受講生の目の前には誘惑がいっぱいです。
スマホの通知、他のブラウザタブ、あるいは家族の生活音……。
そんな環境で、画面いっぱいに文字が並んだスライドが表示された瞬間、受講生の脳はこう判断します。
「うわ、難しそう。」
この“一瞬の抵抗感”が、集中力を途切れさせ、結果として離脱を招いてしまうのです。
なぜ「詰め込みすぎ」がNGなのか?
人間の脳が一度に処理できる情報量には限界があります(これを「認知負荷」と呼びます)。
スライドに情報が多すぎると、受講生は「講師の話を聞く」ことよりも
「画面の文字を追う」ことに必死になってしまいます。
あるいは、抵抗感から理解をあきらめてしまうこともあります。
これでは、あなたの魂のこもった解説も頭に入りません。

プロが実践する、情報を削ぎ落とす3つのコツ
では、どうすれば伝わるスライドになるのか?
ポイントは3つです。
- 「1枚1テーマ」を徹底する
1枚のスライドで伝える結論は、1つに絞ってください。
内容が2つ目のテーマに入りそうなら、迷わず次のスライドへ分けましょう。 - 「台本」を書かない
話す内容をすべてスライドに載せてはいませんか?
スライドには「結論」や「キーワード」だけを置き、
補足はあなたの「言葉」で届けてください。
その方が、受講生はあなたの声に集中してくれます。 - 「余白」はデザインである
何もない空間(余白)は、手抜きではありません。
余白があるからこそ、置かれた文字や図解が「重要である」ことが際立つのです。
▼Before

▼After


いかがでしょうか? 情報量は減っていますが、「何が言いたいか」はより明確に伝わるはずです。
【セルフチェック】受講生の集中力を守る!スライド改善のチェックリスト
現在のスライドの状況をセルフチェックしてみましょう。
| □1. | 「1枚1テーマ」になっていますか? 1枚のスライドに伝えたい結論(メッセージ)が2つ以上入っていませんか? |
| □2. | 読み上げ用の「台本」がそのまま載っていませんか? スライドは「読むもの」ではなく「見るもの」です。 文章を箇条書きやキーワード、イラストに置き換えられませんか? |
| □3. | 使う色は「3色以内」に絞られていますか? ベース・メイン・アクセントの役割がはっきりしていますか? カラフルすぎて重要箇所が埋もれていませんか? |
| □4. | 背景と文字の「コントラスト」は十分ですか? 白背景に黄色や水色など、薄い色を使って見づらくなっていませんか? |
| □5. | 図解やグラフの「タイトル」だけで内容が伝わりますか? グラフの数値だけでなく、「何が言いたいグラフなのか」という結論が言葉で添えられていますか? |
「チェックが少なかったかも……」と不安に感じた方へ
私たちデザインコンビビアは、デザインの前の「情報の整理・編集」から共に歩む伴走者です。
今のスライドをどうアップデートすべきか、気軽にご相談ください。
スライドは、あなたの講義を支える「最高の相棒」
洗練されたスライドは、講師であるあなたの知性と専門性を引き立てます。
そして何より、受講生に「わかった!」という感動を届けることができます。
「自分の教材、ちょっと情報量が多いかも……」
そう感じたら、チェックシートを使ってそのスライドを一歩引いて見てみてください。
「どうしても自分では削ぎ落とせない」
「看板講座のスライドをプロの視点で最高レベルに仕上げたい」というときは、
ぜひデザインコンビビアにご相談ください。
まずは貴社のスライド数枚を拝見し、改善ポイントをご提案いたします。
- 雑誌・本づくり(書籍/パンフレット/広報誌/フリーマガジン/商品カタログ/絵本)
- ものごとの視覚化(イラストレーション全般/図版/地図/グラフ/年表)
- ブランドづくり(シンボルマーク/ロゴタイプ/看板/名刺、ショップカード)
- サイエンスイラスト
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