six

 
ドイツ製のボードの無いボードゲームです。
2人から4人で、6角形の色分けされたコマを
2人なら20、4人なら10持ち、
3パターンの6連どれか一つを
作った人が勝ち、
というシンプルな「6並べ」です。
手持ちのコマを置き切ったら、
フィールドに展開したコマを
使いながら続けます。
 
ボードは無く、戦闘が続くかぎり
フィールドをアメーバのように移動しながら闘い続けます。
時々、離れ小島が出来ると、小さい方の島が捨てコマとなり、
コマ数が減って行きます。
戦場は小さく、手持ちのコマも減り
6つ並べて勝つか、6コマ維持出来なくなった方の負け。
少しでも気が緩むとすぐに2重、3重の手が完成。
なかなか奥が深い(と思うのですが・・・)
 
このゲームは先日旅行して来た、紀伊田辺の
商店街のおもちゃ屋さんで衝動買いして来ました。
紀伊田辺という場所は、南方熊楠の粘菌研究の地。
この地で、この粘菌の様に展開するゲームに出会ったのは
何かの縁だと思いました。
旅行初日に購入してしまい、荷物になって大変でした・・・
 
あたくし、勿論ゲーム好きでして、
セガサターン以降、途切れる事無く
やんわりとゲーマーを続けています。
 
テレビゲームや携帯ゲームは1人でも没頭出来るのですが
こうしたボードゲームは相手がいないと遊べない。
 
これまでそういうゲームには目が行く事がなくて
将棋・囲碁・チェス・オセロくらいしか存在を知りませんでした。
世の中には様々なこういうテーブルゲームが有る事を知り、
気に入ったゲームをちょっと買ってみたりしてみるのですが・・・
相手がいないので封も切らずに置いてあったりします。
 
それはさておき。
複雑なシステムと豪勢なビジュアルで
発売一ヶ月しか売れない家庭用ゲームに比べ
この手のゲームデザインは裸のシステム構造そのもの。
シンプルな素材とシンプルなルール。
同じ◯◯並べでも、様々なバリエーションが有り、
形状も素材も多種多様。
シンプルで奥が深く、余白(かける時間)も多い所は
グラフィックデザインにもつながるのでは。。。
と、「お気に入り」として強引にグラフィックデザインに
すり合せてみるのですが。
いかがでしょう。
 
「モノ」のお気に入りは止めろと言われているので、
今回は例外としてお願いします。
(一応駄目と言われた場合用に「本」も用意してました)
 
(それはまた次回)
 
 
文責:やまだ

 

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