カジュアルウェア

好きで良く観ているTV番組『カンブリア宮殿
先週と今週。
なんと二週に分けて放送されました!
普段は1回で完結してるので特別扱いでした。

それは…皆さんご存知の、リーズナブルで機能性の高い、カジュアルウェアの
国内最大手「UNIQLO」の回です。

この放送を観て、そういやニューヨークに旗艦店を出した時に、なんかフリーマガジン出たよなぁ?
と思い出しまして、家の中を探したらありました!
『UNIQLO PAPER No1』

これ、2006年秋に出たものなのですね。今更感がスゴイですがご紹介します。
安いだけというイメージを払拭するべく、ブランディングの一環として
こういう冊子を作ったのでしょう。

海外向けの冊子ということもあり少しイメージが違います。

その中にチラシが挟み込んでありまして、こちらには佐藤可士和氏が
クリエイティブディレクターに就任したと同時に、
それぞれの分野をそれぞれ違うクリエーターが担当している事が書かれてます。
複数のクリエーターでUNIQLOのブランディングを考えて行っている訳です。

ここからUNIQLOがちょっと変わって来たんだと思います。
そして、今も変わり続けているのでしょう。
この冊子は1号で、その後も出ているらしいけど…残念ながら持ってないです。

僕は原宿の旗艦店(UTショップ)に行った事ありますが、UTショップはまぁすごい。
ここだけコンセプトが他の店舗と違うのです。
Tシャツばっかり大量に売っています。
Tシャツを沢山というのは佐藤氏のこだわってる所らしいです。

UNIQLOのイメージを明確に持ち、それを一般に伝えて行く…
発信者と受信者の間を取り持つというのは僕らの仕事にも通じる部分があります。
ただ、ブランディングとなるとその企業のイメージというか
目指す有るべき姿を実を伴いながら伝えて行くので、
物の良さが先ずあり、それをウマく伝えると…
非常に高いレベルが要求されるのだと思います。

ま、そういう難しい事抜きにしますと、
僕はインナーからアウターまで、部屋着から外出着まで、結構色々と着てますよ。
機能性は高いと思いますし、シンプルだし。
服の組み合わせを考え易いです。
他のブランドと組み合わせて自分の好みの着こなしができるので非常に重宝します。
しかも安いし♪

今年、国内外の映像賞を片っ端から受賞しまくった『UNIQLOCK』は
広告ともちょっと違う不思議な映像作品です。
これ、時報に合わせて画面が変わりダンスをする女性の映像が流れるというクリップなんですね。
ただそれだけなのですが観ていて心地よい。
あと、このダンスのオーディション映像も流されていて好きです。
ご興味ある方はご覧ください。

カタログ・パンフレットのデザイン、ブランディングならデザインコンビビア

文:飛鳥井羊右

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