「A MAP OF THE WORLD」

イラストレーションとして見る「地図」を万集した画集。
ドイツの本。解説は英語。
読めませんが、見て楽しむ本と割り切っております。


子どもの頃から小さい世界が好きで
蟻や基盤をじっくりと眺めている子どもでした。
地図もまたしかり。
しかも、祖父の代からの収集癖。
様々なモノが万集してある図鑑や
水族館や文房具店が好き。
この本がまさにそう。
衝動買いしてしまいました。
色々なタッチで表現されたイラスト地図は
情報の正確さより、見た目のインパクトや
地域の雰囲気を伝える為のもので
これを手に目的地へ行くといった用途での使用は、
難しい。。。かもですが。
一応、大前提が「地図」というくくりなので
この本全体が面白い。


女性誌や、スローライフ系の雑誌を見ると最近は、
イラストタッチの地図を良く見かけます。
コンビビアでも地図を手掛ける事は多いのですが
色々な振り幅で表現しながらも、
分かりやすく実用的な地図が展開できたら良いなと思います。
オマケとして扱われてしまいがちな地図から、少し存在感の有る
グッと来る地図が出来ると・・・良いなぁ。
ひいては、
サイエンスイラストの方も、クライアントの要求、要望が
僕が思う「こうあるべき」という所から軽く離れていくので、
柔軟に対応できる引き出しを作っておければ、と思います。
グラフィカルながらもしっかりとした情報を確保する表現。
正確でありつつ個性的な。。。


ホントは考えててもダメで、試作を繰り返してみないと。
課題です。

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