フリーマガジンに地域色を出す

「TOKYO PAPER for Culture」

サイズはタブロイド判、新聞の半分のサイズですね。
東京文化発信プロジェクトというところから発刊されている
東京の文化を伝えるフリーペーパー。
全編、日本語の文章に英訳がついている。
文字の小ささからすれば20代~30代がメインターゲットなのだと思います。
「東京の文化を知る、深める、高める」がモットーとのこと。
デザインはグリッドシステムを使い、スッキリさっぱりしていて良いなと感じました。
情報ページの文字の小ささにはちょっと読むのがつらいと…
これは歳のせいなのかも(笑)
 
しかし、このフリーペーパーをどこで手に入れたのか全く覚えていないので、
どこで手に入るのかわかりません。
おそらく東京駅周辺だったのだと思うのですが…
webサイトがあるのでそちらで見る事が出来ます。
http://www.bh-project.jp/
「知床 羅臼祭」
サイズはB5判。三菱地所の「食育丸の内」から発行されているフリーマガジン。
知床の羅臼にスポットを当て、その地方の食材を使った料理を提供するお店の紹介。
食材自体がどうやって提供されるのか、原産地のことも
知る事が出来る内容になっています。
中のデザインも読みやすく良いのですが、色使いに驚きました。
地色に濃い緑や水色を敷き、スミ文字と白抜き文字を共存させているのですが、
ここまで濃いとスミ文字が見づらくなるだろうと不安になって、
僕にはできない配色です。その部分に軽くショックを受けました。

北海道の地元の漁師さんなどを取材した記事も地域色を出しつつ、
東京という場所を意識してのスッキリとしたデザインになっています。
まぁ、この冊子は色使いに驚いたのが一番ですかね。
今回ご紹介したフリーペーパー、フリーマガジンは、
どちらも東京駅周辺で配っていたもの(だと思います)なので、
その場所で配付されること意識してデザインされているように感じました。
各地域にはそれぞれの地域色というものがあると思います。
東京にも東京の地域色というものがあるんじゃないか…と。
これらの冊子を見ながらちょっと考えました。
フリーペーパー・フリーマガジンデザインならデザインコンビビア
文:飛鳥井 羊右

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