書籍と電子書籍

少し前の話ですが、電子ブックリーダーを購入しました。

楽天の「kobo」というリーダーです。

電子書籍とはどんな物か、知っておきたいと思いました。

しばらく使ってみて、長所と短所が少し見えてきましたので

現時点で分かったことを載せておこうと思います。

初めに感想を言いうと「思っていたより使いやすい」です。

ただジャンルによって向き不向きがあります。

そして使い方次第では紙より重宝する場合もあります。

大きな長所としては、データの共有。つまり、途中までkoboで読んで

続きからスマホで読む、という事も出来るのです。これが使ってみるとなかなか便利。

自宅にkoboを忘れて出かけても本を読めます。

そして電子ペーパーとデジタルインクが以外と見やすい。

というか目が疲れにくいのです。太陽の下でも読みやすく暗いところではバックライト

しかもスマホのように眩しい光では無く、優しい光。

ついでに言えば電池の持ちが良いです。2~3週間くらい持ちます。

解像度の点では、まだ発展途上だという印象でした。(文字サイズの変更で多少はカバーできる)

あとは色の中間調があまり出ません(16階調)おまけに紙に比べるとコントラストも弱い。

なのでイラストや写真は今ひとつ。

書籍の価格とラインナップについては出版社による所も大きいと思うのでまた別の機会に。

という訳で、いろいろ読んでみての感想は

マンガや雑誌は圧倒的に紙媒体。

特にマンガは、カバーの折り返しや本体表紙の「作者の遊び」が

電子書籍では反映されていない事があまりにも残念。

その代わり小説など文字主体のものは電子書籍に向いていると思いました。

やはり文字のサイズが変えられるのは強みですね。

(エディトリアルデザイナーの立場としては複雑ですが…)

現状では電子ペーパーの表現力の問題もあり

紙媒体とは棲み分けがなされているといった所でしょうか。

これがもっと発達していけば電子書籍でも満足できる人が増えるかも知れません。

電車の中でも手が疲れること無く読めるのは素直に嬉しいです。

強いて言えば防水モデルを作って欲しいところですが。

紙媒体のデザインに携わる身としては

「コスト削減のためコート紙と上質紙で」ではなく

もっと本の内容に応じて、紙媒体の個性と特性を活かすために拘った書籍を作り出して

その結果として紙の書籍がもっと盛り上がれば良いと思っています。

そのためには知識も技術ももっと上げていく必要がありますが。

文:大友

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