「100%に近い手作りのもの」 沢田の日々

「100%に近い手作りのもの」

懐かしい時代、懐かしい物は人によってそれぞれです。 その人にとっては、とても大切な時間や物でも その懐かしさを、丸ごと全部分かち合うところまでは 普段なかなかありません。 でもあったのです!  それはね、23年前に作った社員旅行のしおり。 …
装丁の仕事 岡野の日々

装丁の仕事

雑誌や冊子のデザイン主体のコンビビアでも 書籍の表紙まわりを手がける機会はけっこうある。 そんな時自らを「装丁家」と考えているかというと、その意識は私には希薄だ。 社内では装丁の機会が少ない方という、量の問題が大きいのだが 「装丁」「造本」…
岩波書店の新約聖書 堀木の日々

岩波書店の新約聖書

岩波書店といえば日本の出版界でも良質の図書を出し続けている出版社である。 岩波文庫や岩波新書、ブックレットなどどこかでお世話になった方も多いに違いない。その岩波のシンボルマークは種まく人である。あまり気付かないがこれはキリスト教的モチーフで…
『小村雪岱とその時代』展 山田の日々

『小村雪岱とその時代』展

2009年12月15日から2010年2月14日まで、埼玉県立近代美術館にて催された小村雪岱展に「偶然」行った。 全くの予備知識無し、偶然とたまたまと、気まぐれが重なって行った美術館でやっていた展覧会でした。 美術系の雑誌で特集されていた事だ…
「Blue」中村祐介 飛鳥井の日々

「Blue」中村祐介

イラストレーター 中村祐介さんが2009年にイラスト集を出されました。     イラストを初めて見たのは2003年~04年頃。 ASIAN KUNG-FU GENERATIONというバンドのCDパッケージでした。 &nb…
野島康三の写真 堀木の日々

野島康三の写真

写真の魅力は様々だが、これほどわかりやすく暖かみのあるものは少ない。絵画に比べて写真はクールでつきはなしたところが少なからずあるが、野島の写真はもはや絵画であり、木炭デッサンである。120年前に孤立無援状態でARTを志向した野島の目はどこま…
「KANJI STARTER」 沢田の日々

「KANJI STARTER」

生まれてから、ずっとアルファベットの26文字で 読み書きが事足りていた人たちにとって 日本に来て、出会う文字の種類の多さはあまりにも多すぎ… そんな感想を持っている人たちを何人も知っています。   「漢字」、「平仮名」、「カタカナ…
小さい出版 山田の日々

小さい出版

 「本づくりのかたち」   編・著 芳賀八恵/発行所 8plus 個人で、あるいは極少人数で本を制作し、発行する小さな出版社(者)を取材しまとめた本。この本も芳賀八恵さんが主催する8plusより刊行。100頁ちょっとの新…