縁(ゆかり)

YUKARI」という本を紹介します。

キャッチコピーは「日本の大切なモノコトヒト」

名前の由来は縁(ゆかり)から。

毎号、日本の様々な文化がテーマになっています。

日本の森、稲と米、日本の家、お茶、言葉など。

モノに拘らず、広く捉えているのも面白いです。

「稲と米」の特集では、お米の種類や米作りにとどまらず

収穫のあとの藁の使い方、藁細工や工芸品など

周辺のことにも触れています。

ただ、特集内容によってジャンルが変わるので、書店ではかなり探すことも……

前号は書店のお茶のコーナーにあったのに、最新号は旅行雑誌のコーナーに、

なんてこともあります。

「ファッション誌」や「料理雑誌」のように特定のジャンルでは無く

日本の文化に関わるもの、という幅広いテーマだからこそですね。

最近、伝統工芸や農家を継ぐ人が少なく、

職人のが継承されないまま失われつつあると聞きます。

こういった雑誌を通して

もう一度、職人の技や日本の文化を見直すきっかけになって欲しいですね。

仕事と向き合っている瞬間の職人の眼差し、超かっこいいです。

文:大友

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