親となる人のために

「それでいいよ だいじょうぶ」
「家庭教育手帳」

この2冊は15年以上前に当時、健康診断を受けた保健所で
たまたま手に入れたものなのです。
それを最近書棚から取り出して、また読み返しています。

子育てを始めた人、つまり親となったばかりの人から
未就学児を育てている人のために配布されていたものだと思います。
現在も新しいものが手に入るらしいです。
(これは古いものです。発行が厚生省と文部省となっていますので…)

絵柄は可愛らしいですが、しっかりした内容です。

現在私の娘が3歳になり、できることが増えてきたりして、
日々成長していく中で、こんなときどう対応したら
本人のためになるのかな?と考えることが多くなりました。

そんな時の親の気持ちの持ちようといいますか、
持って行き方、又、どう見守っていくのかと
心得のような感じで書かれています。

決して、「こうしなさい」と書いてあるものでは無いのですが、
ヒントとなるようなことが書いてあります。
当たり前ですが、一番大きなポイントは
親の生き方が子どもの生き方に影響するということでしょう。
親の背中を見て育つものですからね。

また、困ったときにはこういったところが相談に乗ってくれますよ。
と連絡先も書いてあったりします。
それは新しい本の方が良いと思いますが…

手に取りやすくコンパクト、親しみやすくて分かりやすい。
読んでいて楽しめるのがとても良いです。
デザインもゆったりとして読みやすいです。

赤ちゃんが生まれてから親としての人生が始まるので、
右も左もわからないのが当然です。
子どものためには親をサポートすることがとても大事なんでしょうね。

そのための本としては
とても良いものなのではないかと感じました。

子育て本のデザインはデザインコンビビア
 
文:飛鳥井 羊右

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