「地球生活記」

えー、初めまして。
二ヶ月の間、こちらのコンビビアで研修としてアルバイトさせていただいております、
金と申します。
さっそくですが僕のお気に入りはこちらです。
「地球生活記」

 
 

 
 私達は普段、四角いコンクリートの建物に見慣れ、
近くのスーパーやコンビニに買い物に行く暮らしを「フツウ」と考えて過ごしています。
ですが実際は、「身辺におけるフツウ」に過ぎないのではないのでしょうか?

 この本は、海を越え世界の国々に溢れる家屋と生活を追った写真集です。
アフリカ、アジア、ヨーロッパ…その様は驚くほど千差万別で、
私達の目には「珍しい」「不思議」にうつる光景ばかりです。
中には「大変魅力的だ」と、強く心惹かれるものもあるかもしれません。
だけどここに載っているものはすべて、そこに住む人々の「フツウ」なのです。
巨大な岩山をそのまま屋根にして下に家を建てる「フツウ」もあれば、
川の上に家を浮かべて暮らす「フツウ」もある。




「世界は広い」。
国々に根付く「フツウ」の暮らしはどんな観光名所を巡るよりも、
それを強く訴えかけてくる気がします。
この本を開いて「今も世界中で、この魅力的な日常が流れているのだなあ」と
まだ見ぬ世界に思いをはせる、そんな時間が僕のお気に入りです。

 …だけど実はこの本、厳密には僕のじゃありません。
父が見せてくれたものを僕が惚れ込み、
無理を言って長いこと借りているものです。
今この文を読んでたらこの場で謝ります。ゴメンナサイ!><

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