COVIVIA COLOR 8
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Convivia Color 82123サイエンスイラストとは サイエンスイラストは、サイエンスという敷き居の高いイメージを簡単に取り除く事が出来ます。「イラスト」であるという事がポイントだと思います。一般の方々へ、研究について知っていただく活動(アウトリーチ活動*)に力を発揮します。 絵解きともポンチ絵ともいわれてますが、イラストを見ていただければ言葉に頼らずとも「子どもから大人」は勿論、「外国の方々」にも分かるようなイラストを目指しています。 イラストであれば、実際には撮影などが難しい(不可能な)宇宙の果てや、深海の広がりなどを科学考証に基づいてビジュアル化する事が出来ます。(資料さえ有れば、およそ描けないモノは無い?) 最近は若い研究者も増え、求められる表現の幅も随分と広がりました。ひたすらリアルな表現や、正確な描写から離れ、多少誇張してでも親しみやすいタッチを要望される事も増えましたし、鉛筆の線画に水彩で着色した仕上がりや、漫画風のタッチを希望される場合もあります。 イラスト制作を引き受ける僕らも「これで良い」といった思い込みをしないように、毎回試行錯誤しながら制作しています。 広い意味で、サイエンスイラストの範疇は、「科学的な現象を説明する為に作られたビジュアル」と解釈できるので、「ダイヤグラム」「模式図」「グラフ」「チャート」などもサイエンスイラストと呼べると思います。 この小冊子では範囲を「イラストレーション」に絞りました。制作過程のほんの一部ですが、紆余曲折の過程を想像して楽しんでいただければと思います。*「アウトリーチ活動」とは国民の研究活動・科学技術への興味や関心を高め、かつ国民との双方向的な対話を通じて国民のニーズを研究者が共有するため、研究者自身が国民一般に対して行う双方向的なコミュニケーション活動を指します。(平成17年4月 科学技術・学術審議会 基本計画特別委員会による「第3期科学技術基本計画」の重要施策(中間とりまとめ)より)ページの見方(少し例外も有ります)打ち合わせの後、初めて見ていただく下絵(初校)小さいですけど…、仕上がりのイラストになります。何度も修正を経て、完成した下絵。これを元にイラストレーターヘ発注

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