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ぇCONVIVIA COLOR9HERMÈSカタログ飛鳥井羊右2010年、結婚した当時色々な方にお祝いの品をいただきました。その中の一つに、エルメスのペアマグカップが!! 宅配便で届いたのですが、開けてびっくり! 箱の中に一緒にカタログセットが入っていました。 エルメス製品を手にすることは初めてだったので、カタログセットが同封される事はこの時初めて知ったのですが、とても丁寧に作られていてちょっと驚きました。 カタログにはモデルが身につけている製品の情報などが巻末に載っていますが、写真ページには一切情報が入っていなくて、写真集のように見えます。他のページにはアーティストの紹介や読み物記事なども含まれていて、ファッション誌のような作りになっています。 他に、「カレ」というスカーフのカタログが2冊とネクタイのカタログが1冊、あとは香水のサンプルが一つ… これらを商品購入者に1セットずつ付けているのでしょう。こういったことがブランドのイメージを保つために必要な情報発信なのだと思います。 ブランドを作り、それを維持するのは難しいはずですが、高品質の情報発信をこまめに行うことでエルメスというブランドイメージを作り上げているのだと思います。もちろん製品の品質全てを高く保つことは絶対で、それに加えてのイメージ展開が必要不可欠ですが、実際にそれをやるのは大変なことだと思います。 カタログを見ていると金額的に高いと思われる商品もあります。ですが、品質に見合う値段だと思い購入する人がいるなら成立している訳です。 僕にはあまり縁の無かった高級ブランドですが、「求めている人に届くように情報発信をする」ということは、我々の仕事にも通じる所があると思いました。「お、これは良いな。こんど買おうかな」とか思う人に届けば成功なのかもしれません。ま、僕は「え〜!! これこんな値段するの!?」と驚くくらいしかできませんでしたけど(笑)一青窈アルバム新聞広告岩崎邦好「タイポグラフィーの奥義」 文字や写真を組上げて、情報を的確に視覚的に伝える技術。 タイポグラフィーとはビジュアルなコミュニケーションツールです。グラフィックデザインの基本に横たわる土台のようなものです。デザインの骨組みといえます。 骨組みとはスペースに文字、写真、イラスト、図版等、どのように配置するかの基本の枠組みです。建築で言えば構造体に間取りを与えてゆくようなものですが、構造がしっかりとしていないと、煩雑な紙面になり情報がスムースに伝わりにくくなってしまいます。 情報の質と表現という意味では論理的構造と感覚的構成を必要とします。読みやすさ、見やすさにとどまらず、情報の質や内容によって表現の仕方が変わってきます。理性や常識に捕らわれず、自由に感覚的に表現することがより伝わりやすい場合もあります。その場合、デザインの基準となるよりどころは、デザイナー本人の感性の中にしかありません。いつも感覚を磨いていないとできない芸当です。 たまたま「一青窈」のアルバム広告を見てまさに良い例だと思いました。 この広告の命は、いかに歌の内容、アーチストの気持ちを的確に文字で伝えることができるかです。普段使いの言葉表現と、不思議な用い方をする言葉とが、赤裸々な内容をよりピュアに映しだし、共感の世界へと導きます。その不思議で赤裸々な世界を、この二つの広告はうまく表現していると感じました。 文字を縦、横だけでなく縦横に流れるように曲線で組み、また天地逆さまにしたり、鏡文字にしたりすることでその歌の世界をうまく表現しています。しかも2バージョンで。二人のデザイナーがそれぞれの感性で表現したのかもしれないし、一人のバリエーションかも知れません。 人はこうあらねばならないという枠をつくりたがりますが、枠をとりはらい自由に遊ぶことは、実はとてもむずかしいことです。 この詩人も然り、この広告のデザイナーも然り。自由に遊ぶ感覚を身につけていると感じます。自由に遊ぶためには、「感性を磨き表現する」を繰り返す事ですかね。とにかくこの広告刺激されました。

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