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CONVIVIA COLOR3『Blue』中村祐介飛鳥井羊右イラストレーター 中村祐介さんが2009年にイラスト集を出されました。 イラストを初めて見たのは2003年~04年頃。ASIAN KUNG-FU GENERATIONというバンドのCDパッケージでした。(photo 7)曲が好きで買おうと思ったのですが、歌詞カードのイラストがすごくかっこ良くて、イラストも好きになったのです。 近年書籍の装幀などに使われたり、テレビで紹介されたりと、目にする機会が増えていますので、すでにご存知の方も多いと思います。 はじめ見たとき、スムーズできれいな曲線とフラットな色面…デジタルで作画したものかと思ったのですが、その雰囲気に何か違和感が…それもそのはず、手描きだったのです。 パソコンで描くと均一な太さの線になるのですが、手描きだとその均一に見える線に微妙な「揺れ」みたいなものが表現されるのだと思います。今はデジタルも使うようですが、手描きの雰囲気は少し残しているので、冷たくなりすぎないクールさ(矛盾した表現ですが…)を感じます。 ま、画材うんぬんよりも、色々なモチーフを組み合わせたコラージュ的画面構成! このセンスの良さにやられましたね。こういうのはこれこれこうすれば…みたいなものが無いのだと思います。描き手のセンス、それを表現する画力。その両方がなければ成り立ちませんね。 なんだか懐かしいような、でも新しい。僕のお気に入りのイラストレーターさんです。今後も注目して行きたいと思います。(photo 6,7)ショーン・タンの作品山田純一shaun tan オーストラリア生まれ 圧倒的な絵力を持つ、次元の違う絵描き。自分と同い年である。 「アライバル」には4年を費やしたというから作品に対する熱量も半端ではない。「遠い町から来た話」は古今東西の様々なタッチで描かれた小片が15作品納められている。器用を通り越して神業の域だ。 しかも、そのどれもが「なんちゃって」というレベルではない。経歴には短編アニメーションでアカデミー賞の受賞とも書いてある。 ・・・同い年か・・・。 自在に絵が描けたら相当楽しいだろうなぁ。 この二冊、先週、紀伊国屋書店で購入して落ち着いたらゆっくり見ようと思っていたので傷保護の為のビニールカバーもつけたまま、部屋の本の山に積んであった。 朝、お気に入りの発表の場でビニールを破り、初めて広げてみたくらいだ。なので、物語の方は立ち読みくらいの把握しかしていない。今日すぐに持ち帰って、・・・落ち着いたらゆっくり見てみようと思う。 国内のイラストレーターにも勿論アンテナを立てているが数年前から海外の絵描きにも興味が沸いて来た。近頃は、日本の漫画やアニメにインスピレーションを得たアジアの絵描きが描くイラストも非常に達者で世界観や、色合いなど、バックボーンの違いからにじみ出るオリジナリティーなどが新鮮で目を見張る。中国、香港、台湾の中華な空気や美的感覚。マレーシアやベトナムなどは、アメリカやヨーロッパの文化も混じり何とも言えない独特な雰囲気が有る。近頃はネットをはじめ、流通もグローバルで海外の絵師が自主制作する「同人誌」も手に入ったりする。ますます、絵好きにはたまらない環境だ。出費も激しいが、部屋も随分と激しい事になっている。 願わくば、自身の絵レベルも上がると良いのだが。。。       (photo 8,9,10,11)78691110

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