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15CONVIVIA COLOR日本グラフィックデザイン協会アンケート集堀木一男こりゃなんじゃと思ってあけてみたらなんと日本グラフィックデザイン協会のメンバーによるアンケートのお答えを綴じた本なのだメンバーのかなりの方が手書き文字で書いた物が見えるのがおもしろい 時代に対してどう取り組むか ひとり一人の答えがおもしろい 手書きにするとどこかの学校の文集のようなありふれた体裁になるわけだが 手書きになることで裸にされる部分があるように思った ごまかしのきかないストレートなコミュニケーションが痛快である薄っぺらい人間に見えようと いろいろ幻惑しようとその人がみえてしまう 編集仕掛け人のフツーの感覚の中に潜むバランス感覚が おみごとという感じである「100%に近い手作りのもの」沢田寛子懐かしい時代、懐かしい物は人によってそれぞれです。その人にとっては、とても大切な時間や物でもその懐かしさを、丸ごと全部分かち合うことは普段なかなかありません。でもあったのです! それはね、23年前にコンビビアで作った社員旅行のしおり。まだまだバソコンで仕事をしていなかった時代。ファックスもやっと入ったばかりのそんな時代。たった一泊の旅行のために、みんなで分担してそれぞれの見開きを作りました。どんなページになるかは、出来上がってみてからのお楽しみです。何ともゆるい、自由度いっぱいの冊子です。しかもみんなで手作り。全20ページになるようにページ割を考えてそれぞれが分担して、イラストや原稿を書いて、向きも考えて、ページ割に沿って全部置いてみる。そしてA3で両面コピーする。カットして、表紙つけて出来上がり!表紙は確か「きらびき」という、紙見本にあった紙。仕事が終わってからの作業開始は9時を回ってからでした。「秋雨の山形路」と書かれた扉ページ。日程には、出発は夜の10:00とありました。出来たてのしおりを持ってのギリギリセーフの出発。雨の中、全員を乗せて走った「ハイエース」。河原で参加した「芋煮会」。帰りに立ち寄った美味しいお蕎麦屋さん。当時参加したスタッフが共有した懐かしい時間でした。そして一言「やっぱり手作りのものはいいね〜」。そして別の声が。「あのお蕎麦屋さんにもう一度いきた〜い」。

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