COVIVIA COLOR 5
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1070件の中に生まれた、いくつかのエポック必然と閃ひらめきが歴史を作る展開できるサインシステムシンボルを複数の要素の集合体としてイメージを成立させようと試みました。展開を建物の外装や印刷物といった媒体ごとに、組み替えたり数を変えたり変化させます。様々なアイテムへ展開し運用するには、きめ細かいデザイン力が必要とされます。「橋本どうぶつ病院」:11個のアイコンの集合体をシンボルとしています。個々のアイコンをユニットとして、アイテムの条件に合わせて組み替えて「由比ガ浜アニマルクリニック」へのデザインサポートから、デザインコンビビアの動物病院サポートはスタートしました。この病院から私たちの様々なトライが始まります。そして70件の動物病院をデザインしていく中で、思いがけない発想や、今までにない型破りなアイデアが生まれてくることもありました。特に外装表示の分野は、専門外の私たちにとっては刺激的で、素材や加工方法の変化から発想が広がるケースが多かったように思います。もちろん思いつきで終わるアイデアも数多くありますが、ドクターや建築家、看板屋さんとの話し合いの中から、実現できた例がいくつもあります。ご紹介するのはその中でも印象的な事例です。 これらの積み重なりが、思い出すのも楽しいデザインコンビビアの「歴史」となって、今も私たちを励ましてくれています。建物自体をシンボルに「森田動物病院」は、細長い建物そのものを「記号化」する…という手法を初めて採用しました。 まず建築家から “灰色の町並みの中にオレンジ色の病院を” というコンセプトが示され、下品に見えないようヨーロッパでのオレンジ色の使い方などを参考に、色調と使い方を考えました。建築物自体をシンボルとしたため、動物モチーフのシンボルは採用せず、抽象度の高いモダンな病院となりました。そして「記号」としての建物のテイストを逆に診察券などアイテムにも拡げて、一貫した情報発信をしています。橋本どうぶつ病院(院長/橋本隆志・2002年開院)由比ガ浜アニマルクリニック(院長/池西美枝子・1997年開院)森田動物病院(院長/森田智明・2001年開院)びわ動物病院(院長/結城潤一・2004年開院)

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