CONVIVIA COLOR_2
9/16

9convivia colorまた「料理関係」と書いたのは、「これって料理?」と言えるのか、と思ったからです。 まずは表紙の一品、「半熟卵のペッパーオリーブ」。ゆで卵を半分に切って、オリーブ油に塩、黒コショウ… 料理の定義って何だろう??なんて難しいことは言っていないで、とにかく作ってみてよ。そんなことを言われているような一冊、いや一皿でした。 で、表紙の一皿。簡単!美味しい!この一冊をヒントに、自分でも色々な一品が浮かんできそう。 表紙も中も白っぽい紙面です。開くとまっすぐまず料理に目がいきます。「お〜、これは簡単で美味しそう!」ではさっそく作ってみましょう、といった流れ。 新聞折り込みチラシの中に、ふっと見に止まったこの広告。 全面単色で手書きの地味なチラシだが、なぜか惹かれて手に取った。地元の小さなバス会社のツアー案内広告だ。 旬を重視した欲張らないツアー、心温まるコピー、出発地が地元でリーズナブルな価格…。親しい友人が、仲間のために作ったような体裁と内容に素直に旅に出たくなってしまった。 書店員の小さな推薦カードで思わず本を手に取ってしまうのと同様、身の回りの過剰な情報の中「パーソナル」コミュニケーションに渇望しているところが、私の中にもあることを認めざるを得ない。 カラー刷りで大がかりな大手ツアー会社のパンフレットや、タレントを起用しちょっと一皿またしても本屋さんで、料理関係の雑誌を一冊買ってしまいました。雑誌というよりは、雑誌の付録のようなそんな感じの一冊です■ 沢田寛子また手書きの印刷物に惹かれてしまった思わず手に取るチラシ広告。乙にすましたデザインチックな広告ではない、手作り感覚の親しみやすさ。この説得力にはまいってしまう。■ 岡野祐三た華やかなテレビコマーシャルよりも、こうした地味なチラシの方が説得力を持っている事実。 マスコミュニケーションの担い手として、印刷物に関わる私たちデザイナーは何かを考えなければならないのだろう。しかしこのチラシ(人に指摘されるまで全くの手書きと疑ってなかったが)良く見ると実は手書き文字をフォント化して使っていてびっくりした。アナログを目指すツールとして巧みにデジタルが使われている。 ねじれているとも言えるが、素朴に見えてある意味高度なのであった。 ・・・・・!! Design talk

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です