CONVIVIA COLOR_2
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10convivia colorドイツに住んでいる従妹に頼んで時々持って帰って来てもらっています。 最初にコンビビアのみんなに、この機内誌を紹介したのは、もう20年以上も前のこと。 完璧なグリッドシステム、上質な写真、絶妙な余白のバランス、そして主張しない文字組。 さりげない、やりすぎない、凝っていないなのに惚れ惚れとして美しいのです。「ここがヘンだよね〜」「あっ、このアキ気になる」「何この色」全くなしです。見事になしです。 だから惚れ惚れとして美しいのです。 日本の雑誌のように、漢字があって、美しい機内誌お気に入りの「ルフトハンザ」の機内誌です。■ 沢田寛子平仮名があって、カタカナがあって、欧文もあって、ルビもついて… がないのです。 開いた時に目に飛び込んでくる、文字組のテキスチャーが均一でとても綺麗。 せっかくカラーなんだから、色をいっぱい使いたい… もありません。 コーポレートカラーの紺と黄色が、ところどころにあるだけ。 今回のこの冊子は、20年前の機内誌に比べるとだいぶ若くなった印象です。 ロマンスグレーのおじいさんから、カッコイイ孫に世代交代したような。(途中のお父さんの代もあったのでしょうか)ちょっとしたところ(ほんのちょっとだけ)にデザインの遊びが出てきているところにも、そのことを感じられます。 でも相変わらず、この冊子作りのキープコンセプトである「美しく」は変わっていないと思います。 こういう雑誌「作ってみた〜い!」。 *追伸です。地図も綺麗なの !!男性ファッションをやっている義郎君(息子)たちが商品カタログを作るというので、どこかで手伝えるかもと思っていましたが、できあがったものを見てびっくり。想像すらできない世界でした。 知らない世界ととはいえ、なにやら対極の世界を見せられているようで、眺めていると、次第に濃密なそれなりのクオリティー感が伝わってきます。 ファッションにいいこも悪い子もないはずですが、とんがった偽悪的なファッションに取り組んでいるクリエイターたちの存在意義がたしかにみてとれます。 お見事 HEX ANTISTYLEの商品カタログ思いがけない世界観に新鮮な驚きと、その世界を表現するクオリティー感を見る■ 堀木一男CONVIVIA

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